2025-09-29 コメント投稿する ▼
田久保真紀市長が会見で自撮り撮影 「SNS投稿か」と記者が質問
田久保市長は笑顔を見せつつ「まだどのように扱うかは決めていない。 記者からは「SNSへの投稿を意識しているのではないか」との指摘もあり、今後の扱いに注目が集まる。 自治体首長が自らSNSを活用し、市民への情報発信を強める動きは全国で広がっている。 今回の田久保市長の自撮りも「市民への直接的な情報発信か、それとも個人的な広報活動か」という点で注目された。
田久保真紀市長、会見で自撮り撮影
静岡県伊東市の田久保真紀=市長(47)が9月29日に開いた定例会見で、自らのスマートフォンを三脚に設置し、自撮り形式で撮影を始めたことが話題になった。机上に機材を置いてカメラを固定した様子に、出席した記者から「SNSに投稿するのか」と質問が飛んだ。
田久保市長は笑顔を見せつつ「まだどのように扱うかは決めていない。発言の記録を残すために撮っている。記者の方は映っていない」と答えた。
会見中の異例の行動に戸惑い
会見が始まってから15分ほど経った頃、記者から「これまでの会見ではこうした撮影はなかった」と疑問の声が上がった。市長自らが会見の様子を撮影するのは異例であり、報道関係者の間に戸惑いが広がった。
市長側は「透明性確保のための記録」と説明するが、映像の公開先や用途は未定のままだ。記者からは「SNSへの投稿を意識しているのではないか」との指摘もあり、今後の扱いに注目が集まる。
「市長が自撮りしながら会見って初めて聞いた」
「透明性と言えば聞こえはいいけどSNS狙いでは」
「記者が呆れるのも分かる」
「発言記録なら市役所として公式に残すべき」
「個人アカウントに上げるなら公私混同になる」
SNS上でもさまざまな意見が寄せられ、是非をめぐって議論が分かれた。
SNS時代の情報発信との距離感
自治体首長が自らSNSを活用し、市民への情報発信を強める動きは全国で広がっている。だが、記録と広報の境界が曖昧になることで、公私混同との批判を招く恐れもある。今回の田久保市長の自撮りも「市民への直接的な情報発信か、それとも個人的な広報活動か」という点で注目された。
市政への信頼と説明責任
首長の発言は市政運営に直結する。記者会見での発言をどう記録し、どのように公開するかは市民の信頼に関わる問題だ。田久保市長が「記録目的」と説明した以上、実際にどのような形で扱うのか明確に示す必要がある。市民にとっても「公的な記録」と「個人発信」の違いがはっきりすることが望まれる。