伊東市・田久保市長が学歴詐称疑惑で議会解散 突如「卒業しておりません」発言 4,500万円市議選費用に批判噴出

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伊東市・田久保市長が学歴詐称疑惑で議会解散 突如「卒業しておりません」発言 4,500万円市議選費用に批判噴出

田久保市長は「除籍になっております」と突如発言し、これまで曖昧だった学歴疑惑を自ら認める形となった。

伊東市・田久保市長、学歴詐称疑惑で市議会解散 突如「卒業しておりません」発言


静岡県伊東市の田久保真紀市長をめぐる学歴詐称疑惑が、地方政治に大きな衝撃を与えている。9月1日、市議会では全会一致で不信任決議案が可決され、田久保市長は辞職か議会解散かを迫られた。最終的に市長は10日、自ら議長に解散通知を提出し、市議会を解散する道を選んだ。しかし、その直後にSNS上で「大学は、卒業しておりません。除籍になっております」と突如発言し、これまで曖昧だった学歴疑惑を自ら認める形となった。

議会解散で市民に負担、約4500万円の市議選費用


市議会の解散に伴い、新たな市議選の実施が決定的となった。選挙には約4,500万円の公費が必要とされており、市民からは「なぜ市長の疑惑のために多額の税金が使われるのか」と批判の声が相次ぐ。市の財政状況が逼迫する中、突発的な支出は福祉や教育など他の行政サービスに影響を及ぼす可能性が指摘されている。

「結局、市民がツケを払わされるのは納得できない」
「4500万円があれば子育てや高齢者支援に回せた」
「全会一致で不信任ということは信頼が完全に失われていた証拠だ」
「最初から学歴を正直に説明していればここまでの事態にならなかった」
「説明責任を果たさず解散という選択は市民軽視だ」

こうした意見は市民の怒りを代弁しており、今回の問題が単なる学歴の虚偽申告にとどまらず、市政そのものの信頼を揺るがす事態となっていることを示している。

遅すぎた「除籍」発言と市民の困惑


田久保市長は当初、学歴疑惑に関する説明を一切行わず沈黙を続けてきた。しかし、14日に自身のSNSで伊東温泉競輪場イベントをPRした際、市民から「卒業証書を見せて疑惑を晴らすべきでは」と指摘されると、突如「大学は、卒業しておりません。除籍になっております」と返信。これにより疑惑は事実上認められる形となった。

ところが、この発言は火に油を注ぎ「では、これまで市長が言っていた卒業証書とは何だったのか」「なぜ最初から正直に説明しなかったのか」といった新たな疑問を呼び、さらに批判を拡大させた。結果として、市民の間には「単なる記載ミスで済んだはずの問題を、市政の危機にまで広げたのは市長自身だ」という声が広がっている。

批判を無視し続ける「平常運転」姿勢


注目すべきは、田久保市長が批判に対してほとんど応答していない点だ。学歴問題については12日の「除籍」発言以降、言及を避けている一方で、競輪イベント関連の投稿には「ありがとうございました」「遠くからありがとうございます」とハートや絵文字を交えて返信するなど、通常通りのやりとりを続けている。

こうした態度は「説明責任を果たさず、問題を軽視している」と受け止められ、信頼回復どころか不信をさらに深めている。市政運営において透明性と誠実さが欠かせないことは言うまでもないが、その基本が大きく損なわれている現状が浮き彫りとなった。

学歴詐称疑惑と議会解散が突きつける地方自治の信頼危機


今回の問題は、単なる学歴の虚偽記載にとどまらず、地方政治における説明責任とリーダーシップのあり方を問うものとなった。市長の一言の重みが、数千万円規模の選挙費用や市民の政治不信につながっている事実は深刻だ。

伊東市にとって必要なのは、学歴問題の真相解明と同時に、今後の市政運営の透明性をどう担保していくかという具体的な取り組みである。市民の信頼を取り戻すには、曖昧な言い逃れではなく、徹底した説明責任と姿勢の転換が不可欠だ。今回の事態は、地方自治の信頼基盤を問い直す大きな教訓として記録されるだろう。

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2025-09-15 12:46:36(藤田)

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