2025-08-24 コメント投稿する ▼
島田洋一氏「高市氏は言い訳クイーン」 ガソリン減税沈黙に苦言、実績で疑念払拭を
島田洋一氏「高市氏は疑念払拭へ実績を積むべき」 微々たる減税に沈黙では話にならない
政治評論家の島田洋一氏が、自身のSNSで自民党の高市早苗議員について苦言を呈した。島田氏は「作り笑顔の『言い訳クイーン』。高市早苗氏が首相になれば、こうしたシーンが頻繁に繰り返されると危惧する向きは多い」と投稿。さらに「疑念を払拭するには、戦って与党の政策を変える実績を積まねばならない。時間はない。微々たるガソリン減税ですら、宮沢増税会長を恐れて沈黙しているようでは話にならない」と述べ、実行力の欠如を指摘した。
ガソリン減税をめぐる与党内の構図
燃料価格高騰が続く中、自民党内では暫定税率廃止や減税の是非が議論されている。だが、財務省や党税調を背景に持つ「増税派」の抵抗は根強く、わずかな減税策ですら先送りや骨抜きにされる傾向が強い。島田氏が名指しした「宮沢増税会長」とは、自民党税制調査会の宮沢洋一会長を指すとみられ、財政再建を優先する姿勢への批判が込められている。
高市氏が沈黙しているように映る現状について、島田氏は「首相候補としての力量が問われる」と指摘。政策遂行に向けた闘争姿勢が見えなければ、国民からの支持を集められないという見方を示した。
「結局は誰も財務省に逆らえないのか」
「微々たるガソリン減税ですら腰砕けでは情けない」
「高市氏が首相候補と言われるなら、ここで戦うべき」
「言い訳ばかりなら期待できない」
「増税派に沈黙している姿は有権者に響かない」
SNS上でもこうした反応が広がり、与党内の権力構造と減税への姿勢に厳しい目が注がれている。
疑念払拭の条件は「実績」
島田氏が強調するのは、単なる言葉ではなく「政策を変えた実績」である。特に国民生活に直結する減税や負担軽減の分野で結果を示さなければ、首相候補としての信頼を得ることはできない。
与党内では「減税を言うが、結局は他の税で補填する」という「減税のための増税」構造が繰り返されてきた。こうした仕組みを打ち破れるかどうかが、国民の期待を背負う政治家に課せられた最大の課題だ。
島田洋一氏の発言は、高市早苗氏が将来の首相候補として真価を問われていることを浮き彫りにした。ガソリン減税のような庶民の生活に直結する課題に取り組む姿勢を示せなければ、「言い訳クイーン」との批判は拭えない。疑念を払拭するには、増税派に真正面から挑み、目に見える成果を積み重ねるほかない。