2025-10-11 コメント投稿する ▼
岸博幸氏「マジでふざけんじゃねぇ」高市総裁の“馬車馬発言”擁護 厚労省批判でスタジオ騒然
岸氏は「高市さんは自民党総裁として“政治家全員に働け”と呼びかけただけ」と擁護した。 そのうえで、「過労死の懸念は理解するが、働きたい人まで規制で縛るのは違う」と反論。 番組内で岸氏は「ワークライフバランスを重視する人がいてもいい。 スタジオは一時騒然となった。 高市総裁は総裁就任会見で「ワークライフバランスという言葉を捨てます」と宣言。
岸博幸氏、高市総裁の“馬車馬発言”を擁護
カンテレ「ドっとコネクト」が11日放送され、高市早苗総裁が総裁選直後の会見で語った「馬車馬のように働く」発言が取り上げられた。スタジオでは賛否が割れ、元経産省官僚の岸博幸氏が「問題ない」と強く主張。厚生労働省への不満を爆発させた。
「厚労省が変なことばっかり言って日本の経済を悪くした」
「高市さんの発言に問題はない」
「ワークライフバランスばかり言うのはおかしい」
「働きたい人が働けないのは問題」
「マジでふざけんじゃねぇ、と思って」
「問題なし」派・岸博幸氏がヒートアップ
岸氏は「高市さんは自民党総裁として“政治家全員に働け”と呼びかけただけ」と擁護した。そのうえで、「過労死の懸念は理解するが、働きたい人まで規制で縛るのは違う」と反論。「日本人が働かなくなって本当にいいのか」と問いかけた。
番組内で岸氏は「ワークライフバランスを重視する人がいてもいい。だが“とことん働きたい人”も尊重されるべきだ」と熱弁。声を荒らげながら「マジでふざけんじゃねぇ」と感情をあらわにした。
厚労省批判「嫌いだ~!」
議論が進む中、神戸学院大の中野雅至教授が「それは違う」と反論すると、岸氏は「黙って、黙って、黙れコノヤロー」と笑い混じりに応戦。スタジオは一時騒然となった。
岸氏は最後に「結果的に日本人の労働時間はヨーロッパより短い。厚労省は反省してほしい。厚労省、嫌いだ~!」と叫び、石井亮次アナウンサーが苦笑いで締めくくった。
発言の背景と論点
高市総裁は総裁就任会見で「ワークライフバランスという言葉を捨てます」と宣言。これに対し「時代錯誤」「過労を助長する」との批判がSNSで噴出していた。
岸氏はその批判に対し「政治家自身が働けと言っているだけで、国民全体に強制しているわけではない」と解釈。労働行政への皮肉も交えつつ、「働く自由の尊重」を強調した。
この日の放送は政策議論というよりも、価値観のぶつかり合いになった。岸氏の主張は一貫して「働く権利の制限への拒否」であり、高市発言を“政治家らしい決意表明”として肯定した格好だ。