2025-07-07 コメント投稿する ▼
「三度目の正直」では終わらせない──地方に活力を取り戻す大内りかの挑戦
三度目の正直に懸ける大内りか候補、地方に希望の光を
山形県選挙区での参議院選挙に臨む大内りか候補が、「三度目の正直」を掲げて再び立ち上がった。令和3年の山形県知事選、令和4年の参院選と続けて全県選挙に挑んだが、いずれも届かず。今回はその雪辱を晴らすと同時に、疲弊する地方の現状を変えたいという強い思いを持っている。
被災地・酒田から第一声 命と暮らしを守る政治へ
大内氏が第一声の場に選んだのは、昨年の豪雨で甚大な被害を受けた酒田市。農地は未だ復旧途上で、倒木や流木が今も横たわり、米の生産が再開できない場所もある。そんな地でマイクを握った背景には、「災害に直面する国民の命と暮らしを守る」という強い使命感があった。
彼女は気候変動による農作物や水産物の収量低下を「地方の命綱が断たれつつある」とし、今こそ本格的な支援と政策転換が必要だと訴える。「農家の方は未来への不安に押しつぶされそうになっている。今ここで、国が責任を持たなければいけない」と語った。
地方に力を!東京一極集中を見直す政策ビジョン
大内氏が掲げる大きな柱のひとつが、「地方分散型の国づくり」だ。東京を中心にした経済構造からの転換を主張し、「地方で生まれ、地方で育ち、地方で働き、誇りを持って生きていける社会をつくる」ことを目指している。
「所得が増えれば、農林水産業の後継者も育つ。年金や賃金が上がれば、高齢者も若者も安心して暮らせる」と大内氏は語る。そのうえで、地方の価値が見直される社会を目指し、「東京の生活に憧れるのではなく、地方の生活に憧れるような国にしたい」と未来像を語った。
このビジョンには、有権者からも共感の声が寄せられている。
「田舎にこそ日本の未来があるってこと、もっと政治家が本気で考えてほしい」
「地方軽視の政策ばかりでうんざり。大内さんには本気でやってほしい」
「農業も漁業も、現場は限界。声を届けてくれそうな人に期待したい」
「一極集中の弊害が出まくってる。もっと地方に光を!」
「山形から日本を変えるくらいの意気込み、悪くないと思う」
5年間の沈黙を破って再び挑む
前回の選挙後、大内氏は公職を離れ、表舞台から姿を消していた。しかしその間、彼女は県内の各地を地道に訪ね歩き、農村、漁村、過疎地といった“現場”に足を運び続けていたという。
「仕事がしたくてもできない。その歯がゆさを味わってきた」と、地元の声を受け止めながら語る姿に、説得力があった。地元を知る彼女だからこそ、山形の実情を肌で理解し、それを国政に届けたいという思いは一貫している。
地方が疲弊し、若者が離れ、高齢化が進み、産業も人口も先細りになるなか、単なる選挙スローガンではなく、政策実現への道筋をどう描くかが問われている。大内氏の挑戦は、山形だけでなく全国の「置き去りにされた地方」の声を代弁するものであり、その覚悟が問われる選挙戦になる。
政治に必要なのは、都市ではなく“現場”の感覚
大内氏の訴えは、「自助・共助・公助」のバランスを取り戻すことにある。現場に寄り添い、国が支援すべき時にはしっかり手を差し伸べる。その考えにブレはない。
また、彼女が語る「光の当たる政治」とは、都市部だけで政策が完結するのではなく、地方こそが政治の中心になれる構造への転換でもある。これは単なる理想論ではなく、少子化や食料自給率、産業の衰退など日本全体の課題とも直結する提言だ。
全国的には都市部の利便性ばかりが強調されがちだが、大内氏は「地方から日本を立て直す」ことに政治生命を懸けている。