2025-04-25 コメント投稿する ▼
小坂英二氏が警鐘「印パ戦争は目前」 宗教ヘイトテロと水資源遮断が引き金に
「宗教ヘイトテロ」でインド激怒 小坂英二氏が警鐘鳴らす印パ対立の深刻度
元荒川区議で日本保守党の小坂英二氏が、激化するインド・パキスタン間の対立に強い危機感を示している。発端は、インド北部パハルガムで起きた観光客に対する襲撃事件だ。小坂氏は、自身のX(旧Twitter)アカウントで、「インドの観光地パハルガムでの大量射殺テロで26人以上が虐殺され」と述べたうえで、この事件が単なるテロではなく「宗教ヘイトテロ」である点を強調する。
「ズボンをずり降ろさせ、性器への割礼の有無を確認しムスリムかどうかの判断をした上で、非ムスリムを確認したヒンズー教徒とキリスト教徒を虐殺した」
このような手口が取られたことに、インド側は激しく反発。テロリストとパキスタン政府の諜報機関が繋がっていたという疑念も浮上し、インド政府は一連の報復措置に踏み切った。
小坂氏は続けて、インド側の動きを列挙している。
・印パの国境閉鎖、貿易停止
・インダス川水利条約からの離脱=史上初
・空母打撃群をパキスタン沖へ急行、大規模演習開始
・インド国内のパキスタン国民に国外退去命令
・両国の停戦協定を破棄
中でも、水資源に関する対応は異例だ。インダス川の上流を握るインドが「ダムや水門を閉鎖して下流のパキスタンへの水利を停止」するという措置は、パキスタン農業と経済に壊滅的な影響を及ぼす可能性がある。
「農業用水の80%、GDPの25%に影響するレベル」と小坂氏が指摘する通り、これは単なる外交措置ではなく“兵糧攻め”にも近いものだ。小坂氏は、「過去、両国は3度の印パ戦争で衝突してきましたが、その際でもインドは水資源の提供の全面停止はしませんでした」と語り、今回の事態がこれまでとは次元の異なるものであると訴える。
パキスタン側も当然、黙ってはいない。小坂氏によれば、「水資源の供給停止は戦争行為であると断じ、対抗措置を取ると表明」し、以下の対応に出たという。
・対インド貿易を停止
・インド航空機の上空飛行を禁止
・インド人へのビザ取消
・大規模軍事演習を開始」
これらの動きは、まさに一触即発の様相を呈している。小坂氏は、「今回、そのハードルを越えて提供停止を即座に始めたことからも、断絶の甚大さを感じます」とし、現状が通常の外交摩擦を超えた、戦争前夜ともいえる深刻さにあると警鐘を鳴らす。
両国ともに核兵器を保有しており、過去の対立とは比べ物にならないリスクが存在する。「両国とも3桁の数となる核兵器を保有しています」との小坂氏の一文が、事態の深刻さを如実に物語っている。