2025-04-08 コメント投稿する ▼
対馬高校・壱岐高校の“離島留学”に懸念の声 小坂英二氏が『韓国・中国偏重』と批判
「対馬高校の『離島留学』は韓国語と韓国文化一色。日本が主語の教育はどこへ行ったのか?韓国の一部では“対馬は韓国領”という妄言すらある中で、これではむしろそうした主張を後押しするようなものだ」と小坂氏は投稿。
さらに、隣の壱岐市にある壱岐高校についても「中国語と中国文化を推すコースがあり、こちらも“トチ狂っている”」と表現。いずれも長崎県と地元自治体の公費が投じられており、「これらの高校も授業料無償化の対象になっている」として、制度の見直しを訴えています。
実際、長崎県では2003年から「高校生の離島留学制度」を導入し、全国から生徒を受け入れています。特色ある教育で離島の魅力を発信し、同時に地域の活性化を目指す取り組みです。
対馬高校の「国際文化交流科」では、韓国語や韓国文化、政治経済などを学ぶカリキュラムが組まれており、釜山などでの現地研修もあります。韓国語を専門的に学べる公立高校としては全国でも珍しい存在で、日韓交流を担う人材育成を目的にしています。
一方の壱岐高校では「東アジア歴史・中国語コース」があり、中国語や考古学、歴史学を学びながら、現地(中国)での研修も実施。こちらも中国との交流や歴史的な視野を広げることを目的に設計されています。
教育関係者の間では「国際理解教育」として評価する声もありますが、小坂氏のように「自国の文化や歴史より他国を優先している」と危惧する立場もあります。
離島という地理的・歴史的背景を生かした教育内容ではありますが、果たしてその方向性が“日本らしさ”を十分に伝えているのか。今後、公金の使い方や教育内容のバランスについては、さらなる議論が必要かもしれません。