2025-08-03 コメント投稿する ▼
浜田聡氏、勝共連合大会で国政復帰を宣言 33万票落選からの再挑戦へ
浜田聡氏、勝共連合大会で国政復帰意欲
元参議院議員の浜田聡氏が3日、東京都内で開催された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系政治団体「国際勝共連合」の決起大会に出席し、国政復帰への強い意欲を表明した。浜田氏は2022年の参院選比例代表で同団体の支援を受け、約33万5千票を獲得したものの落選。その票数について「勝共連合の皆さまのご協力あっての数字」と述べ、改めて支援に感謝した。
「勝共を全国に広げたい」 支援継続を訴え
浜田氏は演説で、「国政復帰に向けて、『勝共』を日本国内に広げたい。皆さまと一緒に今後も頑張っていく」と語り、会場から拍手を受けた。支援団体との連携を公然と示す姿勢は珍しく、会場ではその率直さを評価する声が相次いだ。
「こういう正直な政治家は応援したい」
「信念を持って発言しているのが好感」
「落選してもここまで票を得たのは立派」
一方で、政治家と宗教団体との距離感に対する懸念も聞かれた。
「票のための結びつきに見える」
「宗教団体への依存は危険だ」
勝共連合の主張と浜田氏の立ち位置
大会では、渡辺芳雄会長が「自民党が立党の精神に立ち返り、日本を共産化から守り、自主憲法を制定すると言えば、相当の票が戻ってくる」と発言。さらに安倍晋三元首相銃撃事件後の自民党の対応や文化共産主義への批判、スパイ防止法制定の必要性など、保守的な政策を強く打ち出した。
浜田氏はこうした主張に一定の共感を示しつつ、自身も安全保障や家族制度の保護に関心を寄せてきた経緯がある。国政復帰のためには、勝共連合の支持層を確保しながらも、幅広い有権者への訴えが不可欠だ。
今後の国政復帰戦略
浜田氏が次回の国政選挙でどの政党から立候補するかは未定だが、比例代表での再挑戦か、あるいは選挙区からの出馬かで戦略は大きく異なる。今回の大会での発言は、支援基盤を固める一方で、再び全国的な注目を集めるきっかけとなった。
「次は必ず戻ってきてほしい」
「支援団体に頼らずとも戦える姿も見たい」
浜田氏の国政復帰は、宗教団体との関係性や政治倫理の問題とも絡み、今後も議論を呼びそうだ。