2025-12-15 コメント投稿する ▼
杉田水脈氏、野党のダブルスタンダード批判で国会戦術の矛盾を鋭く指摘
杉田水脈氏元衆議院議員がニッポンジャーナルで野党の国会戦術について批判的な発言を行いました。野党が答弁書を取り寄せて「官僚が作った答弁と違うことを言った」と批判する一方で、普段は「答弁書を読むな」「自分の言葉で答えろ」と要求する矛盾を指摘し、ダブルスタンダードだと批判しています。
杉田水脈氏が野党戦術を痛烈批判
答弁書巡るダブルスタンダードに疑問呈す
杉田水脈氏元衆議院議員は、野党の国会戦術について厳しい批判を展開しました。氏はニッポンジャーナルで「総理や大臣の答弁に対してここまでやる必要があるのか」と疑問を呈し、野党が答弁書を取り寄せて政府を批判する手法をダブルスタンダードだと指摘しました。
杉田氏は野党の対応について「わざわざ答弁書を取り寄せて、『官僚が作った答弁と違うことを言った』と言っては批判する。過去にここまでやられた総理や大臣は居なかったと思います」と述べ、現在の国会運営が異常な状況にあることを強調しました。
野党の矛盾した要求
杉田氏が特に問題視するのは、野党の一貫性のない批判姿勢です。普段は「答弁書を読むな」「自分の言葉で答えろ」「後ろの官僚に聞くな」と政府に要求している野党議員が、一方では答弁書と実際の答弁の違いを問題視する矛盾を鋭く指摘しました。
これまで野党は政府答弁について、官僚が作成した答弁書を棒読みすることを「官僚依存」として批判してきました。特に2009年の民主党政権時代には「脱・官僚主義」「政治主導」を掲げ、答弁資料の作成を批判的に論じてきた経緯があります。
しかし、現在の野党は答弁書の内容と実際の答弁に差異がある場合、それを政府批判の材料として活用する戦術を取っています。杉田氏はこのような姿勢を「ダブルスタンダードにも程がある」と厳しく批判しました。
国会答弁の現実
国会における答弁作成は複雑な過程を経ています。各府省は質問通告を受けて答弁資料を作成し、関係部局との合議、上司の決裁を経て最終的に大臣に提供します。この過程では平均7時間の作業時間が必要とされ、深夜・未明まで及ぶことも珍しくありません。
「また答弁書作成で徹夜です。家族に会えません」
「野党の要求で大臣を変更させられ、また一から作り直し」
「答弁書通りに読めと言われたり、自分の言葉で答えろと言われたり、一体どうすればいいのか」
「質問通告が遅くて準備時間がありません」
「政治主導と言いながら結局は官僚頼みの現実」
このような状況下で、野党が答弁書の存在を問題視する一方で、その必要性を暗に認めるような批判を行うことは、政府の政策実行能力を損なう可能性があります。
歴史的経緯と問題の根深さ
実際に、民主党政権時代の2009年には「脱・官僚依存」を掲げながらも、結果的には官僚による答弁資料作成を継続せざるを得ませんでした。内閣官房内閣総務官室から各府省に対し、従来通りの答弁資料作成が指示された経緯もあります。
この歴史的事実は、野党の理想と現実のギャップを如実に示しています。政権運営の経験を通じて、答弁書の必要性を理解しながらも、野党に戻った際には再び同様の批判を展開する姿勢が、杉田氏の指摘する「ダブルスタンダード」の本質といえるでしょう。
現在の政治情勢では、少数与党の石破政権が野党の激しい攻勢に直面しており、国会運営は一層困難な状況となっています。このような中で、建設的な議論よりも政府批判に重点を置く野党の姿勢が、国政の正常な機能を阻害しているとの批判も聞かれます。
杉田氏の今回の発言は、国会における議論の質的向上と、一貫性のある政治姿勢の重要性を問いかけるものといえます。政策論議を深めるためには、野党も含めた全ての政治家が建設的な議論に向けた姿勢の転換が求められています。