自民党・芹沢裕次郎都議が少子化対策を最優先課題に、医療介護人材確保と若い世代支援に意欲

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自民党・芹沢裕次郎都議が少子化対策を最優先課題に、医療介護人材確保と若い世代支援に意欲

少子化対策を最優先課題に掲げ、厚生委員会で医療・介護分野の人材確保に取り組む姿勢を示しました。 自民党が第1会派の座を失った都議会で、第三極的な位置を逆にチャンスと捉える前向きな発言が注目されています。 芹沢氏は1年目に厚生委員会に所属し、介護や医療分野の人材確保を最重要課題として取り組む姿勢を示しました。

東京都議会で2025年9月24日から10月9日まで開かれた第3回定例会は、6月の都議選で初当選した新人都議にとって初めての定例会となりました。品川区選挙区から当選した自民党の芹沢裕次郎氏は35歳で、品川区議会を3期務めた経験を持ちます。少子化対策を最優先課題に掲げ、厚生委員会で医療・介護分野の人材確保に取り組む姿勢を示しました。自民党が第1会派の座を失った都議会で、第三極的な位置を逆にチャンスと捉える前向きな発言が注目されています。

初の定例会を終えて


芹沢氏は都議会での第3回定例会を振り返り、質問順や議席配置、都の答弁内容から自民党が第1会派を失ったことを実感したと率直に語りました。厳しい状況にあることを認めつつも、小池百合子知事を支える都民ファーストの会と、都の予算案に反対する野党の間で第三極的な位置にいることは、ある意味でチャンスだと前向きに捉えています。

品川区議会から都議会に転じた芹沢氏にとって、都議会の独特な文化は新鮮な驚きでした。本会議場で議事進行係が独特の言い回しで議長に動議を出す様子や、本会議の開会日に東京都交響楽団の演奏があることなど、区議会とは異なる雰囲気に「不思議な空間に入ってきた」との感想を述べています。

「若い世代が少子化対策を最優先って言ってくれるのは心強い。実際に子育てしてる人の声が反映されるといいな」
「自民党が第1会派じゃなくなったのは当然。でも第三極としてチェック機能を果たすなら評価できる」
「介護や医療の人材不足、本当に深刻。若い議員がこの問題に真剣に取り組んでくれることを期待したい」
「区議から都議になって文化の違いに驚くって、逆に都議会の閉鎖性が浮き彫りになってるよね」
「35歳で2児の父って、まさに当事者世代。少子化対策をリアルに語れる人材は貴重だと思う」


医療・介護の人材確保に注力


芹沢氏は1年目に厚生委員会に所属し、介護や医療分野の人材確保を最重要課題として取り組む姿勢を示しました。医療人材についても、美容医療への偏りがある現状を指摘し、高齢者が増える中で福祉のバランスが崩壊すれば、東京の都市構造全体がおかしくなると危機感を表明しています。

東京都では2025年問題が目前に迫っており、団塊の世代が全て75歳以上となることで、医療・介護分野の人材不足がさらに深刻化すると予測されています。介護分野では約38万人の人材不足が見込まれており、医療分野でも後期高齢者の急増に対応できる体制整備が喫緊の課題となっています。

芹沢氏は厚生委員会に所属する期間中、一歩でも半歩でも前に進めたいと意欲を示しました。具体的な施策については今後の質疑や提言を通じて明らかにしていく方針ですが、現場の声を聞きながら実効性のある対策を求めていく姿勢が期待されています。

少子化対策を最優先課題に


芹沢氏が今期に最も力を入れたいと語るのが少子化対策です。東京が一番やるべきことは少子化対策だと明言し、人材難も経済も防災も結局は若い世代がいなければどうにもならないと強調しました。東京で生まれ、育ち、そして東京で子供を産み、育てていく人を増やしていきたいとの目標を掲げています。

東京都は2025年1月に少子化対策の強化策と全体像を整理した資料を公表しており、望む人が安心して子供を産み育てることができる社会の実現に向けた施策を展開しています。婚姻数の増加や男性の育業取得割合の上昇など、明るい兆しも見えてきていますが、出生数の根本的な改善には至っていません。

芹沢氏自身は1990年2月生まれの35歳で、2児の父親です。経済的な理由で日本大学法学部の夜間学部に通い、奨学金を借りながらアルバイトで生活費を稼いだ経験を持ちます。大学卒業後は行政書士として独立開業し、23歳で街の法律家として活動を始めました。貧乏学生だった自身の経験から、家庭環境や経済状況を理由に夢を諦めざるを得ない現実を変えたいとの思いが、政治活動の原点となっています。

2025年6月の都議選では、品川区選挙区の定数4に対して10名が立候補する激戦となりました。芹沢氏は19125票を獲得し、3位で当選を果たしています。品川区議としての実績と、若い世代の視点を持つ政治家として、都政での活躍が期待されています。都議会の新しい勢力図の中で、第三極としてのポテンシャルをどう生かしていくか、今後の動向が注目されます。

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2025-10-23 11:08:40(植村)

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