2025-05-05 コメント投稿する ▼
交野市青山2交差点で道路冠水と断水発生 配水管漏水が原因、約40世帯に影響
交野市青山地区で断水発生 配水管からの漏水で冠水も 一部市民に影響
2025年5月4日夕方、大阪府交野市で発生した配水管の漏水により、同市青山2丁目交差点周辺が一時的に冠水し、青山地区の約40戸で断水が発生した。現場では現在も復旧作業が続いており、市は給水車を出動させ対応にあたっている。
配水管の漏水で道路が冠水
交野市の山本けい市長は4日午後、自身のX(旧Twitter)アカウントで次のように発信した。
令和7年5月4日午後6時半ごろ、府道交野久御山線青山2交差点が冠水しているとの情報が交野市民からありました。青山2交差点に埋設されている配水管からの漏水が原因です。止水弁により、冠水は解消されましたが、青山地区約40軒にて断水が生じています。復旧作業を開始しました。給水車も出動しています。
市によると、今回の漏水は府道の地下に埋設された老朽化した配水管の破損によるもので、漏れ出た水が一気に流れ出し、青山2丁目交差点付近の道路が冠水する事態に発展した。
止水措置で冠水は解消、断水は続く
市の対応により、止水弁を操作して漏水を一時的に止め、道路の冠水はおおむね解消された。しかし、止水措置の影響で青山地区の一部住宅約40軒が断水状態となっており、飲料水や生活用水の確保に支障が生じている。
交野市上下水道部は、漏水箇所の特定と修繕作業を急ぐとともに、断水地域の住民に向けて給水車を手配。午後8時時点で複数箇所に給水拠点が設けられており、市民に対して冷静な対応を呼びかけている。
復旧は5日朝以降か
市の担当者によれば、「復旧には半日から1日程度を要する見込み」としており、作業は夜間も継続される見通し。住民からは「夜間の断水は困る」「早く元通りにしてほしい」との声も上がっている。
今回の漏水を受け、市は青山地区周辺における配水管の老朽状況を再確認し、同様の事故が再発しないよう計画的な更新や点検を進める方針だ。