2025-05-12 コメント投稿する ▼
和歌山県知事選、公明党が宮崎泉氏を推薦 政策継承と地域活性化に注力
公明党、宮崎泉氏を推薦
公明党は12日、持ち回りの中央幹事会で、和歌山県知事選に無所属の宮崎泉前副知事(66)を推薦すると決定した。今回の選挙は、岸本周平前知事の急逝を受けてのもので、公明党は岸本前知事の政策を引き継ぐ宮崎氏を支持する姿勢を示した。
宮崎氏は4月に立候補を表明し、岸本前知事が進めていた地域活性化や中小企業支援、若者の県外流出対策などを継続しながら、地域に寄り添った政策を掲げると強調している。
宮崎泉氏の経歴と政策方針
宮崎泉氏は和歌山県庁で長年にわたり行政経験を積み、教育長や副知事を歴任。岸本前知事が急逝した際は知事職務代理者として県政を支えた。その経験を活かし、県民の生活向上と地域発展を目指す意向を表明している。
立候補表明時には「和歌山の明日を作るため、これまでの経験を活かし全力を尽くす」と述べ、地域経済の強化や福祉の充実を掲げた。特に中小企業の支援や若者の地元定着を重視し、地方経済の活性化を目指す姿勢を示している。
選挙戦の構図と他候補
今回の知事選には、共産党公認で元和歌山市議の松坂美知子氏も立候補を表明している。宮崎氏は自民党和歌山県連からも推薦を受けており、主要政党の支持を背景に選挙戦を進める見込みだ。
一方、松坂氏は福祉や教育の充実を強調し、地域住民の声を反映させた県政を目指すと主張している。これにより、和歌山県知事選は政策論争が注目される戦いとなる見通しだ。
* 公明党は和歌山県知事選で宮崎泉氏を推薦。
* 宮崎氏は岸本前知事の政策継承を掲げ、中小企業支援や若者支援に注力。
* 自民党も宮崎氏を推薦し、共産党は松坂美知子氏を擁立。
* 政策論争が注目される選挙戦になる見込み。
和歌山県知事選は、地域の未来を左右する重要な選挙となり、宮崎氏が岸本前知事の遺志をどう引き継ぎ、地域発展にどのように取り組むかが焦点となる。