2025-06-24 コメント投稿する ▼
参院選は7月20日投開票に決定 異例の3連休中日に不安の声、林官房長官はSNSの誤情報に警鐘
参院選は7月20日投開票に決定 異例の“3連休中日”選挙に不安の声も
芳正官房長官が同日の記者会見で明らかにしたもので、通常の国政選挙と異なり、3連休の中日という日程が選ばれたことが注目されている。
林氏は会見で「民主主義の根幹である選挙は、国民の意見を聞く貴重な機会。政府としてもしっかりと耳を傾けたい」と述べ、国民の積極的な投票参加を呼びかけた。
一方で、投票日が3連休の中日にあたることについては、「制度上の規定に基づいて適切に判断した」とするにとどめた。
「え、3連休の真ん中って誰が投票行くと思ってるの…」
「期日前に誘導したいのか? これは実質的な投票率低下を狙ってるとしか」
ネットの誤情報にも言及 林氏「情報の正確性を判断して」
林官房長官は、昨今の選挙戦で問題視されるSNS上の誤情報や偽情報にも言及。とくに、候補者の経歴や発言をねじ曲げた投稿、AI生成の捏造画像などが拡散している現状に対し、「インターネット上の情報は、うのみにせず正確性を慎重に判断してほしい」と訴えた。
この発言は、過去の地方選などで見られた“フェイク情報”の選挙妨害を念頭に置いたものとみられ、政府としても情報リテラシーの必要性を強調するかたちとなった。
「SNSで何が本当か分からない。選挙前の情報操作怖いよ」
「政府が“正確性の判断を”って言うけど、信じられるソースがないのが今の問題」
3連休中日の投開票は異例 懸念される投票率低下
今回の選挙は、先の通常国会が6月22日に閉会したことにより、公職選挙法に基づき「24日以降30日以内」で投開票日を定める必要があった。この条件に合致し、かつ日曜日となる日付は事実上7月20日に限られていた。
しかし、20日は「海の日」を含む3連休(20~22日)の中日であり、行楽や帰省などで投票行動が妨げられる恐れもある。とくに若年層や都市部では期日前投票への依存がさらに高まりそうだが、それでも全体の投票率の低下を懸念する声は根強い。
「意図的に人が動く日を選んだとしか思えない」
「投票率が下がる=組織票が有利ってこと?」
政治不信広がる中、選挙への関心高まるか
今回の参院選は、物価高・減税・外交安保・憲法改正など、争点が多岐にわたる。さらに与党内の不祥事、閣僚の失言問題、野党の分裂や再編も重なり、有権者の関心を引き寄せる材料には事欠かない。
とはいえ、ネット上では「投票しても変わらない」「選択肢がない」といった政治不信の声も広がっている。そんな中、異例の投票日設定が「政治への無関心を助長するのでは」といった懸念も高まっている。
政府には選挙制度の信頼性確保とともに、有権者が公平かつ冷静に判断できる情報環境の整備が求められている。