2025-01-28 コメント投稿する ▼
林芳正官房長官、次期総裁選に向けた布石—コンテンツ議連会長就任と岸田派連携強化
■コンテンツ産業振興議員連盟の会長就任
2025年1月28日、林氏は自民党の「コンテンツ産業振興議員連盟」の会長に就任した。現職の官房長官が議連会長に就くのは異例のことであり、党内でも注目を集めている。この議連は、映画や漫画などのクリエーター支援を目的としており、林氏は会合で「この産業は日本の基幹産業だ。知恵を絞り、さらに強いものにしたい」と強調した。会合には岸田文雄前首相、小渕優子組織運動本部長、渡海紀三朗前政調会長ら約25人が出席した。
■旧岸田派との連携強化
林氏は、旧岸田派の議員との会合を精力的に重ね、「仲間づくり」にも余念がない。2025年1月22日には、総裁選で支援を受けた旧岸田派議員らと会食し、陣営の結束を確認した。
■総裁選での上位進出を目指す
昨年9月の自民党総裁選では4位となった林氏は、次回総裁選での上位進出を目指している。そのため、勉強会や議連を通じて人脈構築に努めており、コンテンツ産業振興議員連盟の会長就任もその一環と考えられる。