2025-09-28 コメント投稿する ▼
林芳正氏、会食費に1300万円超 フグ・ステーキ・うなぎの豪勢支出
自民党総裁選に立候補した林芳正=官房長官の政治資金収支報告書から、**2023年だけで約1300万円を会食に支出していた**ことが分かりました。 1件あたり10万円を超える高額支出も目立ち、飲食費全体の7割を占めていました。 過去3年間の「フグ関連支出」は計432万円に達していました。 VIP待遇です」と証言しています。
林芳正氏、会食費1300万円超の実態
自民党総裁選に立候補した林芳正=官房長官の政治資金収支報告書から、2023年だけで約1300万円を会食に支出していたことが分かりました。資金管理団体「林芳正を支える会」が報告したもので、うなぎやステーキといった高級店が並びます。1件あたり10万円を超える高額支出も目立ち、飲食費全体の7割を占めていました。
報告書によると、東京都墨田区の老舗フグ店には2021年に約125万円を計上。過去3年間の「フグ関連支出」は計432万円に達していました。同店の女将は「芸者を呼ぶことも可能で、林先生は裏口から2階の座敷に案内される常連。VIP待遇です」と証言しています。
ステーキ、うなぎ、中華…高額飲食の数々
林氏は2023年、目黒区の熟成肉ステーキ店で1日36万9000円を支出。赤坂の完全予約制うなぎ店には同年22万円を計上しました。食事代が1人2万円に達する高額店での会食も多く、記録上は「1件数十万円単位」の支払いが繰り返されています。
さらに、日中友好議員連盟の元会長として中華料理店の利用も目立ち、直近3年間で総額250万円を超えました。支出先の一部には過去に「疑惑」とされた店名も含まれており、透明性への疑念を呼んでいます。
総裁選に影響するか
林氏は9月のネット番組で現金給付策をめぐり「私だったらやらなかったかもしれない」と発言し撤回するなど、序盤から議論を呼んでいます。宏池会の伝統的な「公家集団」イメージを背負う一方で、物価高に直面する国民感覚とかけ離れた政治活動との批判も出ています。
保守王国・山口では「石破政権の後継」との立ち位置を訴えていますが、豪勢な会食支出の報道は党員や国民から「身近さ」を感じさせにくくする可能性があります。
「物価高の中で1300万円も会食?庶民感覚とかけ離れている」
「政治資金を使った贅沢と見られても仕方ない」
「外交や議連活動に必要だという理屈もあるのでは」
「説明がなければ不信感だけが残る」
「総裁選で問われるのは政策だけでなく政治姿勢だ」
こうしたSNSの声は賛否が分かれていますが、説明責任を果たさなければ不信が募るとの見方は広がっています。
政治資金規正法と説明責任
政治資金規正法上、会合や懇談にかかる飲食費は適切に記載されていれば違法ではありません。しかし、国民の信頼を得るためには「何の目的で」「誰と」「どのように」会食したのかが重要です。特に巨額の会食費が繰り返し計上される場合、実態が伴っているか、政策活動と結びついているかを問う声は強まります。
林氏が今後、支出の意義や透明性をどう説明するのか。総裁選の最中に浮上した「会食1300万円問題」は、政治家としての姿勢そのものを問う試金石となりそうです。