2025-05-07 コメント投稿する ▼
NHK『日曜討論』キャスター牛田茉友アナ、参院選出馬で波紋 国民民主党から東京選挙区で立候補
NHKキャスターの突然の政界転身に波紋 牛田茉友アナ、国民民主党から参院選出馬
NHK「日曜討論」のキャスターを務めていた牛田茉友アナウンサー(39)が、今夏の参議院選挙に国民民主党から東京選挙区で出馬することが明らかになった。この突然の政界転身に、NHK内部は激震が走り、受信料で成り立つ公共放送としての信頼性が揺らぐ事態となっている。
NHKは即時対応、牛田アナの“痕跡”を消去
牛田アナの出馬報道が伝えられるや否や、NHKは迅速に彼女のプロフィールを公式サイトから削除。「日曜討論」の公式ページからも名前が消え、視聴者からの問い合わせに備える体制が敷かれた。NHK関係者は「不偏不党を掲げる公共放送の信頼を守るため」と説明しているが、内部では「これは前代未聞の事態」との声も上がっている。
「牛田アナはこれまで『日曜討論』で、政党の代表や専門家を相手に公正中立な討論を進行してきました。政治番組のキャスターが特定政党から出馬するなど、公共放送としての信頼を損なう行為です」とNHK関係者は語る。
出馬の背景にある牛田アナの“ジレンマ”
大阪大学医学部保健学科を卒業し、2009年にNHKに入局。山口、京都、東京、大阪の各放送局で勤務し、報道の現場を経験してきた牛田アナ。特に「日曜討論」では2017年から2019年まで、そして2023年から再びキャスターを務め、その知識と冷静な進行で視聴者の信頼を得ていた。
「実は彼女は、大阪から東京に戻る際、『もう一度日曜討論をやりたい』と強く希望していたんです。政治に対する関心も高く、キャスターとしても誇りを持っていました」とNHK関係者は振り返る。
しかし、番組への思い入れが強かった一方で、NHK内でのキャリアに対する不満もあったとされる。「彼女と同期のアナウンサーたちは、ニュースのメインキャスターとして活躍している中、牛田アナは思うように活躍の場を得られていなかったようです」と、事情を知る関係者は語る。
国民民主党からの出馬、東京選挙区で当選確実か
そんな牛田アナが選んだのは、国民民主党からの出馬。東京選挙区(定数6、今回は欠員補充で7議席)での立候補が決まっている。与野党からの批判が予想される中、国民民主党は「報道経験豊富な候補者」として牛田アナを支援。現時点では知名度も高く、当選の可能性は十分にあると見られている。
今後の選挙戦で牛田アナがどのような政策を訴えるのか。政界での活躍が注目される一方、公共放送の「不偏不党」の理念を揺るがした今回の出馬劇が、NHKにとってどのような影響をもたらすのかも問われることになりそうだ。