2025-07-15 コメント投稿する ▼
山尾志桜里氏が訴える「憲法改正と皇室制度改革」 自主防衛と女性の尊厳を問う参院選東京
「自分の国は自分で守る」憲法と防衛のリアルな問いかけ
参院選・東京選挙区に無所属で立候補している山尾志桜里氏が、7月16日にJR代々木駅前で街頭演説を行い、日本の防衛体制と憲法改正、そして皇室制度の見直しについて訴えた。
「ウクライナ戦争を見て思った。自分の国は自分で守る時代。人ごとじゃない」と語った山尾氏。自衛隊が憲法に明記されていない現状を問題視し、「トランプ氏が再び米大統領になる可能性があるこの時代、米国に“日本を守ってくれるはず”と甘えるのは危険」と指摘。「日本が自主防衛の覚悟を持っていることを、世界にも日本国内にも伝える必要がある」と強調した。
そのうえで、憲法改正を公約に掲げながらも実行に至っていない自民党を批判し、「覚悟があるなら、口先だけでなく行動で示すべき」と強く訴えた。
「“守ってもらう”前提のままじゃ、ウクライナと同じになる」
「自民は憲法改正って言いながら何年経った?」
「平和ボケから目覚める時」
「自主防衛こそ本当の独立国家の姿」
「正論なのに、なぜ他の政治家は言わない?」
と、SNSでも共感の声が広がっている。
皇室制度の見直し「女性の尊厳を取り戻す一歩に」
山尾氏がもう一つ大きく訴えたのは、皇室制度の改革だ。現在、皇位継承資格は男性に限られているが、山尾氏は「このままでは皇室は先細りする」と警鐘を鳴らした。
「皇室に嫁ぐ女性は、男の子を産めというプレッシャーに何十年もさらされてきた。これは人としてあってはならない重圧だ」として、女性天皇の容認を含む制度改革を訴えた。
「日本の土台を支えているのは皇室。だからこそ、現実を見据えて安定した継承の仕組みを整える必要がある」と力を込める山尾氏。その発言は、「伝統の継承」と「人権の尊重」を両立させる、バランスを意識した姿勢でもある。
「男の子を産むために生きろって…時代錯誤すぎる」
「制度が女性を縛っている。それを変えるのが政治の仕事」
「皇室を守るための制度改革、もっと議論していいはず」
「伝統を壊すんじゃなくて、守るための改革ってこと」
「山尾さん、現実見てちゃんと話してる」
女性の視点から皇室制度のあり方を語れる数少ない政治家として、山尾氏の発言には説得力がある。
「無所属」だからこそできる真正面からの提言
山尾氏は現在、政党に属さない無所属の立場。だからこそ、党利党略に縛られず、真正面からタブー視されがちなテーマにも切り込んでいる。
憲法改正も、皇室制度改革も、避けて通れない国家の根幹に関わる議論だが、政党政治の中では長らく先送りされてきた。山尾氏は、あえてそこに踏み込むことで、政治に必要な「正面突破」の気概を示している。
その姿勢は、政局や人気取りよりも、「次世代のために今すべきこと」を貫こうとする政治家として、多くの有権者に再評価されている。