山尾志桜里氏「仲間を裏切らないのが組織」 国民民主の公認見送りに痛烈な疑問と決意表明

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山尾志桜里氏「仲間を裏切らないのが組織」 国民民主の公認見送りに痛烈な疑問と決意表明

「仲間を裏切らないのが組織の要諦」山尾志桜里氏が国民民主に苦言


参院選への立候補を予定していた山尾志桜里元衆院議員が、公認を見送られた国民民主党に対し、組織のあり方に深い疑問を投げかけた。「組織の要諦は仲間を裏切らないこと」と明言し、党の対応に対して強い違和感を示した。

山尾氏は、両院議員総会で公認取り消しが決まった経緯について、「経緯も事情も知らない新人議員に責任を転嫁するやり方は適切とは思えない」と厳しく指摘。決定のプロセスそのものにガバナンスの欠如があったとし、組織としての姿勢を正面から批判した。

自分の問題だけではない。組織としての信頼性や透明性が問われているのに、逃げるようにガバナンスコードで覆い隠そうとしている。魂が入っていない

「SNS炎上」から始まる辞退圧力 政党の責任放棄を告発


山尾氏は、公認内定後に一部SNSでの「炎上」を受けて党側から辞退を促された背景にも触れ、「炎上が起きたら候補者側の責任にして取り消すような仕組みが常態化すれば、政治に挑戦する人材は先細る」と警鐘を鳴らした。

「政党がリスクを自分で引き受けず、候補者だけに押し付ける構造が続く限り、真剣に政治参画を考える人ほど遠ざかっていく。それを変えていかないと政治の質そのものが損なわれる」と語る姿からは、表面化しない政党内部の構造的問題へのいら立ちがにじんだ。

また、公認取り消しにあたって玉木代表からの謝罪についても、「メッセンジャーで一言だけ」という対応に苦言を呈し、「公党としての正式な説明や謝罪があるべきだ」と組織人としての姿勢を問うた。

仲間を組織的に追い詰めるような形で判断してはいけない。それが政治を劣化させている

戸籍名ではなく「山尾姓」での出馬に批判 リベラルの二重基準を批判


出馬予定だった際に使用していた「山尾志桜里」という旧姓についても、一部の声から批判があったことに対し、「山尾姓は自分で選び取った人生の一部」とした上で、「姓に対して個人の選択を尊重するはずの側から批判されるのは二重基準ではないか」と指摘した。

さらに、「旧来型の一部のリベラルは、女性に対して制度と闘うことばかりを期待している。そうした押しつけに違和感がある」と述べ、自らの生き方と政治活動の両立に誇りを持つ姿勢を示した。

名前だけであれこれ言うのは時代錯誤。何をしてきたかで評価すべき

「今の国民民主は“保守しぐさ”」 出馬辞退せず無所属で再出発へ


国民民主党が掲げた「日本人の税金は日本人のために使う」という公約に対しても、山尾氏は「右のレッテルを奪いにいく“保守しぐさ”」と表現。「本来は改革中道だったはず。理念なき右傾化は支持を広げない」と述べ、今の党の姿勢に強い違和感を示した。

出馬辞退についても、「支援者や家族への責任がある」とし、「私の側から辞退する選択肢はなかった」と明言。結党時からの幹部らから「戻ってきてほしい」という声を受けていたことも明かし、「同志のような気持ちは消えない」と語りつつも、無所属として活動する意思を改めて表明した。

結局、仲間とともに汗をかける政治でなければ何も変わらない。私の原点はそこにある

「政治も人生も仲間なしには成し遂げられない」


山尾氏は最後に、「政治も人生も、仲間なしには何も成し遂げられない」と語り、孤立ではなく連帯の中で政治に向き合う覚悟を明かした。「これまでの私に、一匹おおかみ的な部分があったかもしれないが、それを乗り越えて仲間と進む政治を志したい」と締めくくった。

SNS上でも、今回の山尾氏の対応と発言にはさまざまな反応が寄せられている。

「メッセンジャーで謝罪って…さすがに軽すぎるだろ」
「党の都合で候補者切って、しかも責任は新人議員?意味がわからん」
「山尾さんの言うこと、今回は筋が通ってると思う」
「国民民主、最近どこに向かってるのか見えない」
「山尾さん、また無所属からでも出てくる姿勢は立派。期待したい」

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2025-06-26 13:56:21(内間)

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