2025-05-14 コメント投稿する ▼
菅野志桜里氏、国民民主党から参院選比例代表で政界復帰へ
菅野志桜里氏、国民民主党から参院選比例代表で再挑戦
国民民主党は14日、今夏の参院選比例代表候補として、菅野志桜里氏を含む4人を正式に擁立することを決定した。菅野氏は元衆院議員で、過去に民進党政調会長を務めた経歴を持つ。また、今回の発表では元衆院議員の足立康史氏、元参院議員の須藤元気氏、薬師寺道代氏も立候補することが明らかになった。
菅野志桜里氏、政界復帰の背景
菅野志桜里氏は東京大学法学部を卒業後、検察官としてキャリアをスタート。その後、2009年に民主党から衆議院議員に初当選し、民進党政調会長や立憲民主党などで要職を歴任した。しかし2017年、弁護士の倉持麟太郎氏との不倫報道をきっかけに民進党を離党。2021年の衆院選には出馬せず、一時は政界を離れていた。
今回の参院選での出馬は、約4年ぶりの政界復帰となる。菅野氏は「これまでの経験を生かし、再び国政に挑戦したい」と意気込みを語った。
党内で賛否分かれる擁立決定
国民民主党は、参院選に向けた体制強化を目指し、経験豊富な元議員の擁立を進めている。しかし、菅野氏の擁立については党内外で意見が分かれている。支持者からは「鋭い政策提言で信頼できる」と評価される一方、過去のスキャンダルを問題視する声も少なくない。
党幹部は「菅野氏は政策に強く、選挙戦での発信力も期待できる」と擁立の理由を説明し、今回の参院選での即戦力として期待を寄せている。
参院選に向けた国民民主党の戦略
今回の候補者擁立は、国民民主党が参院選に向けて存在感を強化しようとする戦略の一環だ。特に菅野氏をはじめ、政策に強い元議員を擁立することで、政策実現力と発信力の強化を図ろうとしている。
一方で、党としては過去のスキャンダルが選挙戦にどのような影響を及ぼすかも注視している。菅野氏自身は「国民の信頼を取り戻し、政策で応えていきたい」と語り、選挙戦への決意を示している。
* 国民民主党は14日、参院選比例代表に菅野志桜里氏ら4人の擁立を決定。
* 菅野氏は2009年に民主党から初当選し、民進党政調会長を務めた経験がある。
* 2017年の不倫報道をきっかけに民進党を離党し、2021年の衆院選には出馬せず。
* 党内では菅野氏の擁立に賛否があり、政策提言力と発信力が期待される一方、スキャンダルの影響も懸念されている。
* 国民民主党は参院選に向け、経験豊富な元議員を擁立し、存在感を強化しようとしている。