2025-03-11 コメント: 3件 ▼
「ジャングリア沖縄」渋滞対策に不安の声 地元住民が具体的な説明を要求
特に、パークが面する名護市中山区では、運営を担当するジャパンエンターテイメント(JE)と、県、市に対し、具体的な交通対策を求める要望書を提出した。この要望書には、地元住民の不安や疑問に十分な説明がなされていないとの懸念が込められており、住民の生活に影響を与えないよう、より具体的な対応を求めている。
中山区は、住民との意見交換会やアンケートを通じて、交通渋滞の懸念を中心に様々な不安を整理。要望書には、地域とJEが「共存共栄」を目指して協力し合うことが確認されているが、その過程で住民への説明が足りないと指摘されている。
一方、運営側のジャパンエンターテイメントは、交通渋滞を避けるための対策として、いくつかの方針を発表している。例えば、来場者にマイカーの利用を控えるよう促し、那覇からのバスや高速船の利用を推奨。駐車場も周辺に分散し、混雑が予想される日には自家用車の来園台数を制限する予定だ。また、シャトルバス専用ルートや、開園時間の変更も検討している。
とはいえ、地元住民や経済界からは、これらの対策が実際にどれだけ効果を上げるかについて疑問の声が上がっており、開園までの残りわずかな期間で、運営側と行政に対するさらなる情報提供と説明が求められている。
開業に向けての準備が進む中、地域と運営企業、そして行政との協力体制を築き、住民の不安を解消するための具体的な話し合いが不可欠だと言えるだろう。