2025-08-30 コメント投稿する ▼
赤嶺政賢氏が沖縄で訴え「国民の怒りを受け止める党に」共産党つどいで士気高める
日本共産党が沖縄でつどい開催、怒りの受け皿を強調
那覇市で30日、「希望ある未来と日本共産党を語るつどい」が開かれ、党員や支持者が集い活発に意見交換を行った。会場には赤嶺政賢衆院議員も参加し、「裏金問題など自民党政治や基地問題への国民の怒りをしっかり受け止める共産党を大きくしていくことが必要だ」と強調した。
赤嶺氏は「時流で伸びる政党は長続きしない」と指摘し、沖縄人民党と共産党の合流から今日に至る闘いを振り返り、「私たちには社会を変える綱領と、団結の規約がある。次の前進を目指そう」と呼びかけた。
「裏金問題を徹底追及するのは当然」
「自民党の政治不信が広がっている今こそ受け皿が必要」
「若い世代が入党してくれるのは希望」
「地域の声を国政に届ける活動が大切」
「沖縄の基地問題を正面から訴えてほしい」
SNSでも、沖縄の現場から政治の変化を求める声が多く投稿された。
新しい党員が語る思い
壇上には真ん中世代の新入党員3人が立ち、それぞれの思いを語った。ひとりは「月給3万円という過酷な職場を経験し、労働組合に入った。政治について勉強したい」と述べ、また別の新入党員は「障害者に優しく寄り添う党。SNSでその姿勢を広げていきたい」と強調。さらに「党員が真面目に活動する姿に感動した。入党を悩んでいる人は一歩踏み出してほしい」と呼びかけた。
これらの発言は、共産党が若い世代や市民運動とどうつながっていくかを示すものであり、党勢拡大の可能性を垣間見せた。
参院選後の立て直しと地域活動
参院選の結果に落胆していたという28歳の男性党員は、「赤嶺さんの経験に基づく訴えを聞き、勝負は終わっていないと感じた。地域の活動を強め、民青も含めて仲間を増やしたい」と語り、活動の継続を誓った。
共産党にとって参院選の結果は厳しいものであったが、沖縄という地域特有の課題を背景に、再び足場を固める試みが進んでいる。赤嶺氏の言葉が参加者に勇気を与え、地域での結束を高めたことは確かだ。
共産党の沖縄活動と今後の展望
今回のつどいは、党員の士気を高めるとともに、国民の政治不信をどう受け止めるかを示す場となった。インバウンドや都市開発と異なり、沖縄の政治課題は米軍基地や生活格差と直結している。そこでの共産党の活動は、全国的な支持拡大における試金石ともいえる。
自民党への不信が強まる中で、「怒りを受け止める政党」としての共産党の存在感をどう広げるかが今後の焦点だ。