2025-07-18 コメント投稿する ▼
タカラさちか候補が沖縄の声を国政へ 暮らしと平和を懸けた参院選大接戦
タカラさちか候補が沖縄の未来を訴え 大接戦の参院選終盤、平和の一議席を懸け全力
暮らしと平和を守るために タカラ候補が街頭から訴え
参院沖縄選挙区(改選数1)が最終盤を迎える中、「沖縄の平和の一議席」の継承を掲げて戦うタカラさちか候補が18日、那覇市内各地で街頭演説を行い、有権者に直接訴えかけた。
現職を退き、今回の選挙に挑むタカラ候補は「暮らしが苦しいという声が本当に多い」と強調し、物価高や生活不安に正面から向き合う政治の必要性を訴えた。
「防衛費ばかりが膨らみ、教育や福祉、そして私たちの生活は後回しにされている。そんな政治では、私たちの未来は守れない」と語り、「せめて消費税だけでも軽くしてほしい、そんな声が街のあちこちで聞こえてくる」と、減税の実現に向けた意欲を示した。
支持者と握手を交わしながら、子ども連れの市民に丁寧に頭を下げる姿は、多くの有権者に強く印象づけていた。
沖縄の声を国会へ 基地問題と向き合う覚悟
今回の選挙では、沖縄戦の記憶や米軍基地問題も争点となっている。自民党議員による沖縄戦をゆがめるような発言が繰り返されたことを受け、タカラ候補は「私たち沖縄県民の記憶と誇りを傷つける発言には、最前線で抗議の声を上げていく」と語った。
そして「沖縄を二度と戦場にしてはならない。そのためにも、軍拡ではなく対話による平和の構築を選ぶべきだ」と主張し、戦争体験を持つ世代から若者世代へとつなぐ“平和のバトン”の重要性を訴えた。
こうした言葉に、多くの市民が足を止め、耳を傾けた。
「戦争体験者の親を持つ自分には、彼女の言葉が胸に響いた」
「誰よりも沖縄の現実を見て話していると感じた」
「基地のない平和な沖縄をつくるには、国に物申せる人が必要だ」
「この人なら、私たちの代わりに堂々と声を上げてくれる」
「タカラさんに投票することが、未来への責任だと思えた」
大接戦を乗り越えて 「絶対に勝たせてください」と訴え
情勢調査では「やや先行」と報じられるタカラ候補だが、陣営には危機感が漂う。
過去には序盤リードからの逆転敗北も多く、期日前投票で自民公認候補に後れを取っていると見られることから、「最後まで支持を広げ切ることが必要だ」と陣営は訴えている。
タカラ候補は「今、この沖縄にとってのたった一つの議席が、日本全体の方向性を変える力になる。だから絶対に勝たせてください」と繰り返し呼びかけ、演説の最後には「命を守るため、暮らしを守るため、どうか一緒にこの道を進んでください」と語りかけた。
演説を聞いていた有権者からは、拍手が自然と起こり、時には涙をぬぐう姿も見られた。
玉城デニー知事も応援に駆けつけ 「命かじりの戦い」と奮闘
タカラ候補の選挙戦には、玉城デニー知事も応援に駆けつけた。公務の合間を縫って那覇市内をともに回り、「平和がなければ観光も経済も成り立たない。タカラさんのように、沖縄の声を国会でまっすぐ届けてくれる人が今こそ必要だ」と力を込めた。
陣営関係者によると、知事の応援演説後にはその場で投票を決意する人も多く、「知事の動きが決め手になった」という声も上がっているという。
「沖縄の誇りを守る」 タカラ候補が選挙戦終盤に全力投球
選挙戦もいよいよ残りわずか。タカラ候補は終盤戦の戦略として、「地域ごとの重点訪問とSNSでの発信強化」を掲げ、これまで接触できていなかった層へのアプローチを強めている。
「どんなに苦しくても、誰かが声を上げなければ政治は変わらない。私はその役を引き受けたい」と語るタカラ候補の姿勢は、選挙に無関心だった層にも静かに届き始めている。
選挙結果は1議席とはいえ、基地問題や経済政策、平和構築の行方にまで影響を及ぼす可能性がある。
タカラ候補の訴えが、どれだけ有権者の心に届いたか──その答えが出るのは、投票箱のふたが閉まるその瞬間だ。