矢田稚子の活動・発言など
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活動報告・発言
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女性デジタル人材育成が地方創生を後押し 官民連携の成果は数字で示せ
女性デジタル人材育成と地方創生の広がり 矢田稚子参議院議員が赤澤大臣室を訪れ、女性のデジタル人材育成に関する取り組みについて報告した。今回の報告では、デジタルスキルを身につけた女性たちが在宅ワークや地域企業で活躍している現状が紹介され、その波及効果が地方創生につながっている点が強調された。女性のキャリア形成を支援するスタートアップ企業とともに設立した「官民連携DX女性活躍コンソーシアム」の活動内容も説明された。 この取り組みは、単なる就労支援にとどまらず、地域社会に根ざした持続可能な人材育成モデルを提示している。都市部に偏在していた雇用機会が地方に拡大することは、過疎化や人口減少に悩む地域にとって重要な意味を持つ。赤澤大臣も女性人材の活躍推進に強い関心を示し、意見交換が行われた。 > 「地方にいながらデジタルスキルを活かせるのは大きい」 > 「やっと女性が都会に出なくても働ける環境が整ってきた」 > 「こういう支援はもっと広げてほしい」 > 「地域企業にとっても女性の力は欠かせない」 > 「官民連携という形がうまく機能しているように見える」 官民連携コンソーシアムの役割 「官民連携DX女性活躍コンソーシアム」は、行政と民間企業が連携し、デジタル人材育成を推進する仕組みだ。スタートアップ企業は、女性が必要とする柔軟な学習機会や在宅ワークにつながる研修を提供し、行政は制度面や地域支援の側面で後押しする。これにより、女性がデジタル業務に従事しやすい環境を整備している。 特に注目すべきは、就労が困難だった層への支援である。子育てや介護を担う女性たちが時間や場所にとらわれず働ける仕組みは、社会的包摂の観点からも評価できる。また、デジタルスキルは在宅業務だけでなく地域産業のデジタル化推進にも貢献しており、地方経済の活性化に直結している。 各地で広がる女性の成功事例 報告では、各地でデジタルスキルを習得し、人生を大きく変えた女性の事例も紹介された。例えば、子育てと両立しながら在宅ワークで収入を得るようになったケースや、地域の農産品販売をデジタルマーケティングで支えたケースなどが挙げられた。こうした具体例は、多くの女性にとって新たな可能性を感じさせる。 また、企業側にとっても女性の参画は重要だ。多様な人材が加わることで業務の幅が広がり、デジタル化のスピードも加速する。結果として地域の中小企業が成長しやすい環境が生まれている。これは、政府が掲げる地方創生政策とも方向性が一致している。 しかし同時に、今回の報告が具体的な数値を欠いていた点は課題として残る。「何人が受講し、どの程度の割合が就業に結びついたのか」「どの地域で何件の新規雇用が生まれたのか」といった定量的な成果が示されなければ、国民にとっては単なるスローガンにしか聞こえない。数字に基づく実績が伴わなければ、取り組みの真価は伝わらず、政策全体への不信感を招きかねない。 日本の人材戦略における女性活躍の重要性 日本は少子高齢化に直面し、労働力不足が深刻化している。その中で、女性の労働参加率を高めることは避けて通れない課題だ。とりわけデジタル分野は人材需要が拡大しており、女性が活躍できる余地は大きい。政府がこうした取り組みを後押しすることは、長期的な成長戦略に資するものといえる。 一方で、育成だけではなく持続的なキャリアパスを示すことも不可欠だ。短期的な講習や支援に終わるのではなく、企業と地域社会が継続的に女性を受け入れる仕組みを構築しなければならない。石破政権が掲げるデジタル人材政策の成否は、こうした現場での具体的な連携にかかっている。 また、政策評価の観点からも定量的な指標が不可欠だ。例えば、1年後の就業率、賃金水準の変化、企業の生産性への影響といった数値を国民に明示すれば、取り組みの説得力は格段に高まる。数字の裏付けを伴わないまま「女性が活躍している」という表現を繰り返しても、実効性に疑問を抱く国民は少なくない。 デジタル人材育成が日本経済を変える可能性 デジタル人材育成は単なる雇用対策ではない。企業の競争力強化、地域経済の底上げ、さらには社会全体の構造改革に直結する。女性がその中心を担うことは、社会の多様性を高める上でも意義が大きい。今後は、教育機関との連携や全国的なネットワークの形成が課題となるだろう。 こうした動きが進むことで、日本の労働市場はより柔軟で包摂的なものに変化する可能性がある。人材不足の克服だけでなく、新しい価値創出の原動力となる。そのためにも、今回の「官民連携DX女性活躍コンソーシアム」が全国に広がり、地方創生と女性の活躍推進が一体となった取り組みとして定着することが期待されている。 ただし、数字の裏付けがない「フワッとした報告」では国民の信頼は得られない。成果を可視化し、透明性を持って国民に示すことこそ、持続可能な政策の前提条件である。
異例の官邸入りから「一旦卒業」へ 矢田稚子氏が明かす激務と官邸のリアル
「アウェイ感がすごかった」「コロナに救われたと思った」。 総理補佐官を3月に退任した矢田稚子氏が、これまで語られなかった官邸の裏側を明かした。野党出身でありながら異例の抜擢を受け、激務のなかで母親業も両立してきた彼女が、いま「一旦卒業」を宣言した。 労組出身、そして官邸へ 異色のキャリア 矢田氏の経歴は、いわゆるエリート官僚や世襲議員とは違う。 パナソニック労働組合の幹部としてキャリアを積んだ後、2016年に民進党から参院選に挑み初当選。国民民主党副代表も務めたが、2022年の参院選で惜敗した。 一度はパナソニックに復職した矢田氏。しかし、復帰直後に官邸から突然の電話。「総理補佐官に」との打診だった。会社も「断る理由はない」と背中を押し、矢田氏は再び政界へ戻った。 「青天の霹靂でした」と振り返る。 官邸で感じた「アウェイ感」と、それでも得た信頼 異例の登用に戸惑いながらも、矢田氏はすぐに行動を開始した。国会議員720人全員に挨拶回りをした際には、岸田総理も驚いたという。 「官邸にいるのは与党出身者ばかり。最初は『ここはどこ?』という感じでした」。 野党側からは「裏切り者」と言われたこともあったが、参院時代に築いた与党議員との人脈に救われた。副大臣や副官房長官に昇進していたかつての同僚たちが手を差し伸べてくれた。 1年半で38カ所を回り、賃上げや雇用に関する現場の声を丁寧にすくい上げた。「女性の働き方と生涯賃金格差」に関する政府初のデータも公開。民間出身ならではの視点が、確かに政策に反映された。 「忙しいにもほどがある」政治家と母親、二足のわらじ 補佐官、議員時代を通して、矢田氏の最大の敵は「時間」だった。 「正直、コロナで夜の懇親会が全部なくなった時は救われたと思いました」。 高校生の息子に3食の食事を用意し、国会に向かう日々。質問作成も、自分のスケジュール管理もすべて一人。「寝る時間なんてなかった」と語る。 選挙戦も壮絶だった。全国比例候補として、1年半で1,500カ所以上を訪問。飛行機・新幹線移動は地球4周半に達したという。 「青森から秋田に行く途中でも一度帰宅。3日後また現地へ。子育て中だったので、どうしても3日に1度は家に帰らなきゃいけなかった」。 「青」のスーツを脱いで、次のステージへ 参院時代から矢田氏のトレードマークだったのが「青いジャケット」。 「最初はなかなか青いスーツが見つからなくて、見かけたら即買いでした」。クローゼットは20着近い青で埋まった。 いまは、黒やグレーのスーツを買い足している。 「一旦、政治の世界は卒業」と語りつつも、「若者や女性が希望を持てる社会をつくりたい」という思いは変わっていない。 次に向かうステージを、彼女は静かに、しかし力強く見据えている。
道半ばでの退任に無念の声 矢田稚子・前首相補佐官が語る“官邸1年半”の舞台裏
賃金・雇用を担当する首相補佐官として約1年半にわたり政府の最前線に立ってきた矢田稚子氏(59)が、3月末をもってその職を退いた。退任後、毎日新聞のインタビューに応じた矢田氏は、「自分の存在意義を示したくて、がむしゃらに走ってきた」と語りながらも、「本当に、心残りがいっぱいある」と率直な思いを口にした。 官邸での仕事に手応えも 矢田氏は、政策の立案段階から関われる官邸での仕事にやりがいを感じていたという。「机上で考えるだけでなく、政策を現場に届ける過程まで見られる。スピード感と実効性のある仕事ができたのは大きかった」と語った。 しかし、春闘真っ只中のこの時期に退任することには、忸怩たる思いがあるようだ。「最低賃金の引き上げ議論もこれからというところで、私が関与できないのはやっぱり残念。もっと現場の声を届けたかった」と悔しさをにじませた。 電機連合出身、国民民主党から政権入り 矢田氏は、電機連合という労働組合の出身で、かつては国民民主党の参院議員として活動。2022年の参院選では惜しくも議席を失ったが、翌年9月に岸田政権の補佐官として政権入りした。石破茂政権でも留任され、与野党の垣根を越えた人材起用として注目を集めた。 ジェンダー格差是正や地方支援にも尽力 補佐官としては、男女の賃金格差解消を重要課題と位置付け、関連プロジェクトチームの座長を務めた。また、若者や女性に選ばれる地域づくりを目指し、地元企業へのアドバイスなどを行うサポートチームの立ち上げにも関わった。 なぜこのタイミングで退任? 退任について林芳正官房長官は、「担当したテーマに一定の区切りがついた」と説明。だが、春闘や最低賃金議論が本格化する直前の時期だったこともあり、関係者の間では「なぜ今なのか」との声も少なくない。 今後も社会に貢献したい 今後について矢田氏は、「官邸で得た経験を、何らかの形で社会に返していきたい」と語る。議員ではなくとも、働き方改革や地域政策の現場で、自分にできることを探していくつもりだという。 矢田氏の退任は、女性活躍や格差是正を重視する流れの中で、ひとつの区切りとなった。ただし、彼女の言葉どおり「道半ば」で終わった政策のバトンが、誰にどう引き継がれるのか。注目は続く。
矢田稚子首相補佐官、3月31日付で退任決定 女性活躍推進の取り組みを評価
政府は3月28日の閣議で、矢田稚子首相補佐官の3月31日付けでの退任を正式に決定した。矢田氏は労働組合出身で、国民民主党の参議院議員を務めた後、2022年の参院選で落選。その後、2023年の内閣改造で首相補佐官に起用され、石破政権下でも職を続けていた。 林官房長官は会見で、矢田氏が賃金・雇用担当として現場訪問を通じて助言や提言を行ってきたが、担当内容に一区切りがついたことから、石破首相が退任を決断したと説明した。また、矢田氏が座長を務める女性活躍推進のプロジェクトチームは、3月26日に今後の課題と対応策をまとめた報告書を石破首相に提出している。提出後、矢田氏は男女の賃金格差について、経済的視点からの重要性を強調し、地域全体での取り組みを呼びかけていた。 - 退任決定:政府は3月28日の閣議で、矢田稚子首相補佐官の3月31日付け退任を決定。 - 経歴:労働組合出身で、国民民主党の参院議員を経て、2023年の内閣改造で首相補佐官に起用。 - 退任理由:担当していた賃金・雇用分野の業務が一段落し、石破首相が退任を判断。 - 女性活躍推進PT:3月26日に報告書を提出し、経済的視点からの男女賃金格差解消の重要性を強調。
オススメ書籍
矢田稚子
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