2025-04-18 コメント: 1件 ▼
「現職なのに予備選?」梅村みずほ氏が維新に離党届 公認外され「納得できぬ」と決断
「現職に予備選なんて…」梅村みずほ氏が維新に離党届 納得できぬ党内ルールに一石
日本維新の会に所属していた参院議員の梅村みずほ氏(大阪選挙区)が、4月16日付で離党届を提出していたことが18日、分かった。夏の参院選に向けた大阪選挙区の公認候補を決める予備選で敗れたことで、党内での立場が厳しくなったことが背景にある。
梅村氏は2019年、参院選で初当選。維新の看板の一つだった「身を切る改革」や子育て支援などの政策を掲げ、積極的な発信で注目を集めた。だが近年は、政府批判や生活保護に関する発言が炎上するなど、たびたび波紋を呼んできた。
そんな中、党が行った予備選で梅村氏は落選。現職議員がいながら予備選が行われたことに「納得がいかない」と不満を口にしていたという。党内関係者によれば、本人は「現職を降ろす形での公認選考はおかしい」と強い反発を示していた。
一方、維新側も「公認はあくまで党の判断であり、世代交代や多様な候補の選出は不可欠」との立場。結果として、党との溝は埋まらず、梅村氏は離党を決断した。
離党後の去就については明らかにしていないが、周囲からは「無所属での出馬を模索している」との声もある。本人は「信念を貫きたい」と語っており、政治家としての活動は続ける意向と見られる。
- 梅村みずほ参院議員が16日付で維新に離党届を提出
- 夏の参院選大阪選挙区での予備選で敗北、公認を得られず
- 現職に対する予備選実施に強い不満「おかしい」
- 離党の理由は党内ルールや選考手続きへの不信感
- 今後の去就は未定だが、無所属での出馬を模索との見方も
- 維新にとっても大阪での選挙戦略の再構築が迫られる可能性