2025-09-01 コメント投稿する ▼
梅村みずほ氏、石破首相に「引き際を格好よく」 泥舟政権の行方と臨時総裁選論
梅村みずほ氏、石破首相に「引き際くらい格好よく」
参政党の梅村みずほ参院議員は1日、インターネット番組に出演し、7月の参院選で自民党(自由民主党)が大敗したにもかかわらず続投の意思を示している石破茂首相(党総裁)に対して厳しい言葉を投げかけた。梅村氏は「日本の総理大臣として、引き際くらい格好よくあってくれよと。あがけばあがくほど石破さんが格好わるい終わり方をするのが見えている」と述べ、潔い退陣を促した。
かつて石破首相自身が、党勢が低迷した時期に麻生太郎元首相や安倍晋三元首相に退陣を求めていた経緯を踏まえ、「退陣を促してきた側として、過去の発言との整合性が取れない」と指摘。「手ごわ過ぎる。さすがだ」と皮肉を込めたコメントも残した。
自民党内で広がる臨時総裁選論
自民党内では、国会議員や地方議員の間で臨時総裁選を求める声が広がっている。SNS上でも複数の議員が賛同を表明し、世論を意識した動きが顕在化している。梅村氏はこの点について「ある意味、言論の自由が保たれている政党だ」と述べ、自民党の内部議論を一定評価する姿勢を示した。
「石破さん、自分が言ってきたことを思い出してほしい」
「潔く退くのも政治家としての美学だ」
「泥舟政権にしがみつく姿は見苦しい」
「自民党内の言論の自由は確かにあるようだ」
「参政党の指摘はもっともだと思う」
退陣をめぐる「泥舟政権」批判
参院選大敗を受け、自民党は泥舟政権と揶揄されている。与党としての求心力低下は避けられず、野党のみならず党内からも批判の矢が向けられている。梅村氏の発言はその象徴的な一幕であり、石破首相の指導力と政権の正当性を改めて問うものとなった。
首相に退陣を求める声が強まる一方で、石破氏自身は続投を強調しており、党内対立はさらに深まる可能性がある。「泥舟内での争い」とも言える状況は、国民からも「政権運営より権力闘争に明け暮れている」との厳しい視線を浴びている。
石破首相の去就と政局の行方
今回の梅村氏の発言は、石破政権の行方を占う重要な論点を突いている。首相が自ら退陣の道を選ぶのか、それとも臨時総裁選によって交代を迫られるのか。いずれにせよ、現在の「泥舟政権」を巡る攻防は日本政治の信頼性にも直結する。
自民党が再び国民の支持を回復するには、透明性の高い議論と早急な決断が求められる。石破首相の引き際は、日本の政治文化において「指導者の退場の在り方」という新たな課題を浮かび上がらせている。