2025-10-30 コメント投稿する ▼
田島麻衣子議員、高市首相の「トランプ腕組みエスコート」を外交失策と指摘
**来日したトランプ米大統領との親密な場面を公開した高市早苗首相に対し、立憲民主党の田島麻衣子参院議員が厳しい指摘を述べている。 特に、高市氏がトランプ氏に腕を組まれてエスコートされた動画を首相官邸が公式に公開したことに疑問を呈し、二国間の対等な関係が揺らいでいるのではないかとの懸念を示した。
主催国のリーダーとしての立場は不可欠
首相官邸の公式X(旧ツイッター)は2025年10月28日、日米首脳会談のため来日したトランプ氏と高市首相の動画を公開した。映像では、高市氏がトランプ氏と腕を組んで歩き、笑顔を見せる場面が捉えられている。元国連職員である田島議員は、この場面について深刻な懸念を表明した。田島氏は、主催国のトップが来賓にエスコートされるという「立場の逆転」が起きていると指摘。通常の外交儀礼では、受け入れ側である日本の首相が主導的な立場を示すべき場面での動画公開は、国益を損なう可能性があると主張した。
「これ、本当に大丈夫なのか。外交儀礼の基本を忘れてないか」
「首相官邸がこの動画を公開することで何を狙ってるのか、さっぱり理解できない」
「本来なら対等な国家同士として振る舞うべき場面なのに」
「日本の立場が下に見られちゃう。そんな印象を世界に発信してどうするんだ」
「高市さんはいい人かもだけど、外交としては大事なことを見失ってる」
身体接触の濃さは外交上「異常」
田島議員が最も強調したのは、映像に映る身体的な接触の度合いだ。高市首相がトランプ氏に腕を強く引き寄せられ、手を握られるなど、外交上の公式行事では通常見られない親密さが示されている。田島氏は、この身体的親密性を「対等な国家同士の公的場面ではあり得ない」と断定した。さらに、引き寄せる力が強いことに触れ、「一歩間違えば頬を引っ叩かれてしまう程度の接触度合いだ」と、その異常さを強調している。国家元首級の首脳会談という場では、距離感を保つことが相手国への敬意を示す基本的なマナーである。高市首相とトランプ大統領の距離の詰まり方は、外交プロトコルの観点から見ると、明らかに通常の範囲を超えていると議員は指摘する。
首相官邸の判断に疑問
田島氏は最終的に、首相官邸が動画を公開することが本当に日本の国益に叶う判断なのかを強く疑問視している。新政権は就任から間もなく、トランプ大統領との初会談で信頼関係を構築する意図があったと考えられる。高市首相はトランプ氏に対して「日米同盟の新たな黄金時代を共に作り上げたい」と述べ、経済連携や防衛分野での協力強化を確認した。しかし、その成果をアピールする方法として、主催国のトップが副次的な立場に置かれた映像を公開することは、戦略的な適切性を欠いているということである。
野党内でも防衛費増額への懸念が高まる
立憲民主党は、高市政権の対米姿勢だけでなく、防衛費の増額計画についても警戒を強めている。高市首相は対GDP比2%への防衛費引き上げを掲げ、25年度中に前倒しで実施する方針を示唆している。立憲民主党は従来から「数字ありきの防衛費増額目標は認められない」との立場をとってきた。田島議員の指摘は、単なるパフォーマンス上の批判にとどまらず、今後の防衛政策の方向性についても、主体的な日本の国家意思が不鮮明になってはいないかという、より深刻な問題提起となっている。
世論の関心は二分
ネット上では、高市首相とトランプ大統領との関係についての意見が分かれている。信頼関係の構築を好評価する声がある一方で、対米従属の印象が強まるのではないかとの懸念も広がっている。同盟国との良好な関係を示すことは外交上重要だが、その表現方法が相手国への過度な配慮になっていないか、主催国としての矜持を失っていないかという視点から、田島議員の問題提起は多くの国民にとって問い直すべき課題を提供している。