2025-12-25 コメント投稿する ▼
岡崎市消防係長が同性部下へセクハラ50回以上、停職処分も再犯の悪質性
愛知県岡崎市消防本部に勤務する50代の男性係長が、複数の男性部下に対して股間や尻を触るなどのセクハラ行為を50回以上繰り返したとして、停職3か月の懲戒処分を受けました。この係長は同年3月にも別の職員へのセクハラで戒告処分を受けたばかりで、わずか数か月後に再びセクハラ行為を繰り返したことが明らかになりました。
繰り返されたセクハラ行為の実態
岡崎市消防本部によると、この男性係長は4月から8月までの間に、複数の男性職員に対して悪質なセクハラ行為を繰り返していました。具体的には、お尻や股間を触る、耳に息を吹きかける、着替えを覗き見るなどの行為に及んでいたといいます。
さらに、同僚の男性職員がパソコンのマウスを操作している際に手を重ねるなど、日常業務の中で繰り返しセクハラ行為を行っており、その回数は合わせて50回以上にも上りました。
被害を受けた職員が9月中旬に相談窓口へ届け出たことで発覚しましたが、それまで職場内で問題が放置されていた可能性があります。係長という上司の立場を利用し、部下が声を上げにくい環境で行われていたとみられます。
元気づけるためと主張も認識不足
男性係長は消防本部の調査に対し、「職員を元気づけるためのコミュニケーションの一環だった」と主張しています。しかし、このような言い訳は典型的なセクハラ加害者の弁明であり、被害者の気持ちを全く理解していないことを示しています。
本人は「認識不足で反省している」とも話しているものの、同年3月にも異性の同僚に対してSNSで体型や容姿に関するメッセージを繰り返し送信し、精神的苦痛を与えたとして戒告処分を受けていました。わずか数か月で同様の行為を繰り返したことは、反省の色が全く見られないと言わざるを得ません。
「上司からのセクハラって本当に逃げ場がない。部下は我慢するしかないのか」
「元気づけるためとか言い訳にもならない。完全にアウトでしょ」
「3月に処分受けてまた繰り返すとか、停職じゃ甘すぎる。クビにすべき」
「同性へのセクハラも深刻な問題。被害者の心の傷を考えてほしい」
「消防という命を守る仕事をする人がこれでは信頼できない」
消防組織で相次ぐハラスメント問題
消防組織におけるハラスメント問題は全国的に深刻化しています。消防庁の調査によると、2023年度中に全国の消防本部でハラスメント行為により懲戒処分などが行われた事案が多数報告されています。
12月には茨城県のひたちなか・東海広域事務組合消防本部で、20代の男性消防副士長が複数の女性職員に対して7件のセクハラ行為を行い、停職3か月の懲戒処分を受けました。また各地の消防本部でパワーハラスメント事案も相次いで発覚しています。
消防という特殊な職場環境では、上下関係が厳格で閉鎖的な組織文化があります。このような環境がハラスメントを見過ごしやすく、被害者が声を上げにくい要因となっています。
再発防止へ組織文化の改革が必要
今回の岡崎市消防本部の事案では、3月に戒告処分を受けた係長が数か月後に再びセクハラ行為を繰り返していました。これは組織の管理体制や再発防止策が全く機能していなかったことを意味します。
消防庁は各消防本部に対し、ハラスメント防止対策の徹底を求めており、通報制度や相談窓口の設置、消防長による明確な意思表示などを推進しています。しかし、実効性のある対策には至っていないのが現状です。
専門家は、処分を受けた職員への再教育プログラムの徹底や、ハラスメント行為に対する厳格な処分基準の設定、第三者による定期的な職場環境調査などが必要だと指摘しています。
市民の生命と財産を守る消防職員が、職場内でハラスメント行為を繰り返すことは、組織全体への信頼を大きく損なう結果となります。岡崎市消防本部には徹底した再発防止策と組織文化の改革が求められています。