2026-01-05 コメント投稿する ▼
木原稔官房長官が連合新年交歓会出席、国民民主連立狙い連合に秋波も芳野会長は高市政策に否定的
木原稔官房長官氏が2026年1月5日、連合の新年交歓会に出席しました。高市早苗首相氏の政権運営を安定させるため、国民民主党との連立拡大を見据えた動きと見られています。しかし、連合の芳野友子会長氏は高市首相氏の政策に否定的な態度を崩していません。
労働政策の経験を武器に接近
木原官房長官氏は交歓会のあいさつで、高市内閣は各党の政策提案に柔軟かつ真摯に議論を重ねていくと述べ、連合に働く人々や生活者の立場からの支援と協力を呼びかけました。
木原氏は安倍晋三政権と菅義偉政権で首相補佐官を務めた際に労働政策を担当し、当時の連合幹部と酒を酌み交わす関係を築いていました。会場では芳野会長氏ら幹部と言葉を交わしたり、記念撮影に応じたりする姿が見られました。
「自民が連合にすり寄ってきたな。どうせ選挙対策でしょ」
「国民民主を取り込むために連合を利用する気か?露骨すぎる」
「木原さん、昔は労働政策やってたから連合との関係はあるんだろうけど、今更感が否めない」
「高市さんの旧姓使用法制化に連合は反対してるのに、官房長官が交歓会に出ても意味ないでしょ」
「国民民主との連立狙いか。連合を通じて玉木代表に秋波を送る作戦だな」
官房長官の新年交歓会出席は岸田文雄、石破茂両政権でも恒例でしたが、高市政権での踏襲は連合への秋波とも受け取れます。
旧姓使用めぐり対立鮮明
高市政権と連合の間では、高市首相氏が掲げる旧姓の通称使用の法制化をめぐって不協和音が響いています。高市氏は選択的夫婦別姓に反対の立場を取り、旧姓の通称使用拡大で不都合を解消できるとの考えです。
これに対し、芳野会長氏は2025年12月12日の男女共同参画会議で、何の説明もなく認められないとして反対を表明しました。連合は選択的夫婦別姓制度の導入を求めており、旧姓の通称使用では根本的な解決にならないとの立場です。
芳野氏は2025年10月23日の記者会見で、高市首相氏について連合とは少し違った考え方だと指摘し、政策要請でしっかり伝えたいと強調しました。また、高市内閣での女性閣僚起用が2人にとどまったことにも失望感を示しています。
国民民主取り込みの狙い
高市政権は参院で過半数を持たない苦しい状況にあります。自民党と日本維新の会による連立政権ですが、維新は閣外協力で半身の構えをとっており、安定的な政権運営には国民民主党との連立拡大が有力な選択肢です。
高市氏と国民民主の玉木雄一郎代表氏は2025年12月18日に会談し、所得税の年収の壁の178万円への引き上げなどで合意しました。国民民主は合意に含まれた項目を自公政権との連携に向けた試金石と位置づけ、実現後の連立入りに含みを残しています。
しかし、国民民主の最大の支援組織である連合は、両党が与野党に分かれることは到底容認できないと連立参加反対の立場を鮮明にしています。連合内では国民民主が連立に参加すれば自民にのみ込まれかねないとの懸念が根強くあります。
労働時間規制でも溝
高市首相氏が掲げる労働時間規制の緩和についても、芳野氏は反対を明言しています。高市氏は2025年12月の参院予算委員会で、労働時間規制に企業が過剰に反応していると述べ、規制緩和の必要性を訴えました。
連合は労働者の権利保護を重視する立場から、労働時間規制の緩和には慎重です。この点でも高市政権と連合の間には深い溝があります。
連合の政治的立ち位置
連合の芳野会長氏は2021年の就任以来、自民党との対話姿勢を見せたり、共産党との共闘に反対したりと、従来の連合路線とは異なる動きを見せてきました。しかし、選択的夫婦別姓や労働時間規制など、組織内の旧総評系の声を無視するわけにもいきません。
芳野氏は公明党について、連合と同じような考え方を持っているので一緒に行動できたらいいと期待を示しています。公明党は自民党との連立政権から離脱しており、連合と公明党が選択的夫婦別姓で連携する可能性も出てきています。
木原官房長官氏の連合接近は、国民民主党との連立拡大を見据えた戦略的な動きです。しかし、連合が高市政権の政策に否定的な姿勢を崩さない限り、自維国政権実現の道は険しいと言わざるを得ません。