2026-01-07 コメント投稿する ▼
岸和田市で警察官をボンネットに700メートル乗せ逃走、大阪で類似事件が多発し厳罰化求める声
大阪府岸和田市で2026年1月7日夕方、通行禁止の商店街を走行していた白色の乗用車が、取り締まり中の警察官をボンネットに乗せたまま約700メートル走行し、そのまま逃走する事件が発生しました。警察官は振り落とされて軽いケガを負い、警察は殺人未遂などの疑いで逃走した車の行方を捜査しています。大阪府内では2024年11月にも類似事件が発生しており、警察官の安全確保と悪質な逃走行為への対策が課題となっています。
商店街で約700メートル、警察官振り落とし逃走
事件が発生したのは2026年1月7日午後5時半ごろ、岸和田市宮本町にある「岸和田駅前通商店街」です。南海電鉄岸和田駅前に位置するこの商店街は、当時車両通行禁止の時間帯でした。
岸和田警察署の地域課に所属する男性警察官(31歳)が、通行禁止の商店街を走行していた白色の乗用車を発見し、誘導しようと近づきました。しかし車は停止せず、警察官をボンネットに乗せた状態で約700メートルも走行しました。
警察によると、車は急ブレーキや前進と後退を繰り返すなどして警察官を振り落とそうとし、最終的に警察官は車から振り落とされました。警察官は両手や両ひざの打撲など軽いケガを負いました。
逃走した車は白色で、運転していたのは50歳ぐらいの男、助手席には80歳ぐらいの女性が同乗していたということです。現場近くで似た車が乗り捨てられた状態で見つかっており、警察は関連を調べています。
繰り返される警察官ボンネット事件、大阪で多発
警察官をボンネットに乗せたまま走行する事件は、大阪府内で繰り返し発生しています。
2024年11月27日には、大阪府豊中市のコンビニエンスストアの駐車場で、飲酒運転の疑いがある車に職務質問をしようとした警察官が、車をボンネットに乗せられたまま約200メートル走行される事件が発生しました。この事件では警察官がボンネット上から拳銃を構えて停車を求めましたが、運転していた男2人は車を乗り捨てて逃走しました。後に車の所有者の男(50歳)が出頭し、殺人未遂と公務執行妨害の疑いで逮捕されています。
こうした事件は単なる交通違反ではなく、殺人未遂罪が適用される重大犯罪として扱われます。法律の専門家によると、人をボンネットに乗せたまま車を走行させる行為は、生命に対する現実的危険性のある行為として殺人罪の実行の着手があったと判断される可能性があります。
実際、過去には栃木県で女性をボンネットに乗せたまま急加速して振り落とした男が殺人未遂と住居侵入の疑いで逮捕された事例や、沖縄県で男性を目がけて軽自動車を走らせて衝突させた男に懲役2年6月、保護観察付き執行猶予4年の判決が言い渡された事例があります。
公務執行妨害を超える悪質性、厳罰化求める声
今回の岸和田市での事件は、豊中市の事件の約200メートルを大きく上回る約700メートルもの距離を警察官をボンネットに乗せて走行しており、極めて悪質性が高いと言えます。
警察官が職務中に暴行を受ける事件は、治安維持の根幹を揺るがしかねない深刻な問題です。公務を執行中の警察官に対する明確な攻撃であり、法執行機関への信頼を損なうことにも繋がります。
「また大阪で同じような事件が起きた。警察官の命が危険にさらされている」
「職務質問から逃げるために人の命を危険にさらすなんて許せない」
「700メートルも走るなんて、殺意があったとしか思えない」
「こういう悪質な犯罪には厳罰で臨んでほしい」
「高齢の同乗者もいたのに、なぜ止めなかったのか」
早期逮捕と再発防止策が急務
大阪府警は事件発生を受け、殺人未遂などの疑いで逃走した車と運転手の行方を捜査しています。現場周辺には多くの防犯カメラが設置されており、目撃者の証言や周辺施設からの情報提供が捜査の進展に寄与すると期待されています。
交通ルールを順守させる警察官の職務は、市民の安全な暮らしを守る上で不可欠です。それに対する不法な抵抗や暴力は決して許されるものではなく、厳正な法執行が求められます。
警察当局は容疑者の早期逮捕を最優先事項とするとともに、職務中の警察官の安全確保策の強化や、同様の事件の再発防止に向けた対策の検討が必要です。日常的に多くの人々が行き交う商店街での危険な逃走行為は、警察官だけでなく通行人の安全も脅かす重大な犯罪であり、社会全体で厳しく対処すべき問題と言えます。