2025-08-02 コメント投稿する ▼
へずまりゅう氏、女性を外国人男性から救助と発信 “迷惑系”から市民を守る側へ転身
夜道で女性を助けたと発信 その行動に賛否
奈良市議のへずまりゅう氏が、自身のSNSにて「女性が外国人男性に無理やり腕を引かれていたのを止めた」とする内容を投稿し、大きな反響を呼んでいる。
女性がクルド人に絡まれていたので話し掛けて助けることができました
『居酒屋に行こう』と無理やり腕を引っ張り危ない状況でした
クルド人に自分の顔が割れていたので今後は十分警戒しパトロールをします
と投稿し、現場で女性の安全を守ったと報告。「奈良から日本を明るくするぞ」と結んだその言葉には、彼自身が“過去の自分”を脱ぎ捨て、社会の中で役立つ存在になろうとしている姿勢が感じられる。
迷惑系からの転身 本気の“更生”を感じる行動
へずまりゅう氏は、かつて迷惑系YouTuberとして社会的に問題視される存在だった。だが、奈良市議選で当選後は、地域の清掃活動や交通整理、寄付活動など、地道な地域貢献に取り組む姿勢が目立っている。今回の投稿も、その延長線上にある「市民を守る」という意識の表れだ。
夜道で女性が恐怖にさらされている場面に偶然居合わせ、即座に声をかけたという行動には勇気が要る。相手が外国人であることで言葉や文化の壁もある中、率先して介入したことは、批判よりもむしろ「賞賛」されるべき点だ。
「勇気ある行動だと思う。普通の人にはなかなかできない」
「自分の顔が割れてるって危険承知で助けに行ったってこと。これは本物」
「市議になってから行動が変わった。こういう姿をもっと見せてほしい」
「批判されても動くところがすごい。正直感動した」
「夜道のパトロール、女性にとってはありがたい存在かもしれない」
肯定的な声は、彼の“過去”を知っている人たちからこそ多く寄せられている。誤解や批判を恐れず、現場で行動する姿に変化を見ているのだ。
表現への批判もあるが、本質を見誤るべきでない
一方で、一部の批判では「クルド人」という表現が差別的ではないかという意見も出ている。しかし、投稿全体を読めば、民族そのものを否定したわけではなく、あくまで「その場にいた人物の特徴を記したに過ぎない」という見方もできる。
本来問われるべきなのは、“言葉”ではなく“行動”だ。彼はその場に居合わせた市民として、また公職にある人間として、可能な限りの行動を取った。それが事実ならば、行動に対する敬意は忘れてはならない。
「勇気ある行動を、言葉尻で否定してしまう社会になってはならない」――そんな警鐘でもある。
政治家の本質は“炎上”ではなく“現場力”にあり
SNSで注目を集めることが多いへずまりゅう氏だが、政治家としての本質は「人々の役に立つ」ことにある。今回の投稿が本当であれば、まさに市民の安全を守るという基本に忠実な振る舞いだと言える。
本人が「夜道での一人歩きに注意を」と呼びかけている点も含め、社会問題への啓発意識がうかがえる。女性の安全、外国人との共生、地域の見守りといった複雑なテーマに対し、現場に飛び込んでいく姿勢は、今の日本の政治家にとっても学ぶべき点があるのではないだろうか。
言葉ではなく、現場で動く政治家――。へずまりゅう氏の姿勢は、まさに「体を張る政治」の一例である。