2025-10-04 コメント投稿する ▼
へずまりゅう、高市早苗新総裁に“共闘”呼び掛け 奈良の鹿守るタッグに注目
かつて迷惑系として知られた彼が、今では「奈良の鹿を守る市議」として活動している。 奈良のために協力していきたい」と述べた。 奈良の鹿保護を単なる観光問題ではなく「文化を守る危機管理」として語る姿勢も一貫している。 へずま氏はこの日、新たに動画を投稿し「シカさんを守る活動は、奈良だけでなく日本の自然を守る第一歩。 高市さんと協力してやっていきたい」と呼び掛けた。
へずまりゅう氏、高市早苗氏に“共闘”呼び掛け 奈良から広がる「鹿と政治」の縁
自民党総裁選で新たに第29代総裁に選ばれた高市早苗前経済安全保障担当相(64)に対し、奈良市議で元ユーチューバーのへずまりゅう氏(34)が、SNSで“共闘”を呼び掛けた。
かつて迷惑系として知られた彼が、今では「奈良の鹿を守る市議」として活動している。そんな異色の組み合わせが、思わぬ形で注目を集めている。
「奈良からこんなに熱い政治ニュースが出るなんてちょっと誇らしい」
「高市さん、鹿を守る発言で本気度伝わった。期待してます」
「へずま議員、言葉だけじゃなく行動してるのがすごい」
「昔はYouTuberだったのに今は奈良の顔になってるの面白い」
「このコンビ、意外といいかも。奈良が本当に変わりそう」
SNS上にはこの投稿をきっかけに、「奈良が一気に政治の中心になった」「鹿と政治が結びつくとは」「意外に熱いタッグ」といった反応が相次いだ。
奈良愛がつなぐ“共闘”
へずま氏は2024年の奈良市議選で無所属から初当選した。選挙前から奈良公園のシカ保護活動に力を入れ、夜間パトロールや清掃活動を継続してきた。地元では、動画配信時代の過激なイメージを覆すように、ボランティア中心の「地道な活動家」として再評価されている。
一方の高市氏も奈良市出身。総裁選の演説で「奈良のシカを足で蹴り上げるとんでもない人がいる。日本人が大切にしているものを痛めつける行為は許されない」と発言し、文化と観光の共存を訴えた。
この発言をめぐり賛否が分かれたが、へずま氏は直後に動画を投稿し「シカへの暴力行為を確認した証拠を公開した」と説明。結果的に、高市氏の問題提起が事実に基づいていたことを裏付ける形になった。
この一連の流れが、今回の「共闘呼び掛け」へとつながった。へずま氏は「高市さんの潔白を証明できたことがうれしい。奈良のために協力していきたい」と述べた。
奈良から見える“政治の原点”
今回の出来事は、政治と市民活動の距離が縮まる新しいかたちとして注目されている。
高市氏は、地域課題を「国家の縮図」として捉える政治家だ。地方の観光、文化財保護、産業振興を「成長投資」と結び付ける姿勢を持つ。奈良の鹿保護を単なる観光問題ではなく「文化を守る危機管理」として語る姿勢も一貫している。
へずま氏の行動もまた、地方政治が国政と接点を持つことの象徴だ。彼は「行動で見せる」と強調し、動画発信から現場主義へと転換した。派手な言動の裏に、地域を支える政治家としての模索がある。
政治評論家の一人は「高市氏の政策姿勢とへずま氏の行動主義は、方法は違えど“現場から国を動かす”という点で通じる」と指摘する。
一見異質な二人が、同じ“奈良の風景”を守る目的で交わることは、現代政治の新しい構図を示している。
市民が見た“奈良の政治”
市民の反応は意外にも温かい。奈良公園周辺の商店主は「観光客が増えても、鹿を守る人がいないと地域は続かない。政治が動くのは良いことだ」と話す。若者の間でも「SNSで政治を語る空気が変わった」との声がある。
へずま氏はこの日、新たに動画を投稿し「シカさんを守る活動は、奈良だけでなく日本の自然を守る第一歩。高市さんと協力してやっていきたい」と呼び掛けた。
一方で、「政治に真剣なら過去のイメージを超えられる」「市民活動が国を動かす時代」といった投稿も広がっている。
高市氏は記者団に対し、へずま氏の投稿について直接のコメントは避けたが、「地域の皆さんとともに奈良を守りたい」と述べた。表情には柔らかな笑みが浮かんでいたという。
“奈良から日本へ”のシンボル
奈良の鹿を守る活動は、古都の観光資源を超え、文化保全と自然共生の象徴でもある。高市政権が発足を控える中で、へずま氏との“奈良発の連携”は小さなニュースに見えて、地域と政治の新しい関係を示唆するものだ。
奈良は、古代から日本の国のかたちを象徴する土地である。そこから立ち上がる政治家と地方議員が、同じ方向を見て動き始めた。鹿を守る行動が、人の暮らしや文化を守る政治へとつながるのなら、それは単なる話題ではなく希望の兆しかもしれない。