2025-10-28 コメント投稿する ▼
石川大我前参院議員「ヤジは野党の役割」発言に批判殺到
X上で「ヤジ議員」というワードがトレンド1位に急上昇し、国民の知る権利を侵害する行為として大きな怒りを呼び起こしたのです。 ヤジがなければ、何でもスルーしてしまいます」と述べた上で、「代表が注意するとは、野党の役割を放棄してるとしか言えません」と野田代表の対応を批判したのです。
10月24日(2025年)、高市早苗首相が衆参両院本会議で就任後初となる所信表明演説を行いました。しかし、その演説は冒頭から立憲民主党所属議員らの激しいヤジによって何度も中断される事態となります。28日までに、立憲民主党の石川大我(いしかわ たいが)前参院議員がSNS上で、ヤジを正当化する主張を展開したことが話題を呼んでいます。
激しいヤジが演説をかき消した現場
高市首相は演説冒頭で「日本と日本人の底力を信じてやまない」と語り始めた直後から、議場は騒然となりました。「統一教会はどうした」「裏金問題の全容を解明しろ」「暫定税率廃止が後退している」といった大声のヤジが執拗に飛び交い、演説が何度も中断される状況が続きました。
ヤジを飛ばしたとされるのは、立憲民主党の水沼秀幸(みずぬま ひでゆき)衆院議員(千葉4区、1期)、岡田悟(おかだ さとる)衆院議員、杉尾秀哉(すぎお ひでや)参院議員の3人です。特に水沼氏の名前がX(旧ツイッター)で拡散され、「#千葉4区」がトレンド入りするなど、社会的な反発を招きました。
テレビ中継を見た国民からは「演説が聞き取れない」「大人として恥ずかしい」「小学生以下だ」といった批判が殺到。X上で「ヤジ議員」というワードがトレンド1位に急上昇し、国民の知る権利を侵害する行為として大きな怒りを呼び起こしたのです。
石川前参院議員が「野党の役割の放棄」と逆転発言
27日、立憲民主党の石川大我前参院議員は自身のXを更新。野田佳彦代表がヤジをした議員に注意したことを報じた報道に対し、「ちょっと待ってね、理解が追いつきません」と疑問を呈しました。
石川氏は「本会議、予算委員会、委員会など、院内でのヤジは、国民の皆さんに問題点を示す上で大きな役割を果たしています」と主張。「報道でもテロップでヤジが挿入されたりしますよね。ヤジがなければ、何でもスルーしてしまいます」と述べた上で、「代表が注意するとは、野党の役割を放棄してるとしか言えません」と野田代表の対応を批判したのです。
同様に、小西洋之(こにし ひろゆき)立憲民主党議員は自身のXで「ヤジは非常に重要な国会議員の議会活動です」と主張し、一部のヤジについて「素晴らしいヤジだと思います」と称賛しています。
ヤジなんて誰の役にも立たない。政策で勝てないからヤジで返すなんて情けない
という批判がSNSで広がっています
演説が聞き取れなかった。国民として本当に失望した
との声が多く寄せられました
メディアがテロップで取り上げるからって、それがヤジの正当化理由になるんですか
という疑問も示されています
小学生でも話を聞く時は静かにする。大人の政治家がこれでいいのか
との怒りが絶えません
政策論争で勝てない野党が、音量で注目を集めようとしてるだけだ
という指摘が続きました
国会が「議論の場」から「騒音の場」へ変質
ユーザー立場として指摘したいのは、石川氏や小西氏の主張は民主主義の根幹を否定する危険性を孕んでいるという点です。
国会は本来、国民の代表が政策について真摯に議論し、異なる立場から批判を交わす場です。ヤジは「不規則発言」であり、相手の発言を妨害する議会妨害行為に他なりません。演説を聞き取れなくなる状況は、国民の知る権利を侵害する行為そのものです。
石川氏が「メディアがテロップで取り上げる」ことを根拠にヤジを正当化するのは、「報道価値がある行為だから正当」という倒錯した論理に基づいています。これでは、最も大きな声を上げた者が勝つという、力による専制を容認することになります。
野党の真の役割は、政策提案と建設的な批判です。ヤジで注目を集めようとするのは、政策で対抗できない無力さの表れであり、議会の品位と民主的議論を破壊する行為です。
「議論で勝てないから騒ぐのは、民主主義の否定だ」という声が高まっています
「野党こそが権力をチェックする機能を果たすべきなのに、これでは信頼を失う」という失望感も示されています
「国会にはルールがあるはずなのに、なぜ注意を拒否するのか」との疑問が出ています
「ヤジで国民の知る権利が侵害される。これは許されない」と怒る市民がいます
「政治家として最低限の品性すら持てないのか」という批判が相次いでいます
野田代表の対応と立民内部の乱れ
野田佳彦代表は24日の記者会見で「私は一番後ろなので、誰がどういうふうに言っているかわからない」と述べ、問題の本質から目をそらしました。続けて「この種のヤジはいつもよく聞かれることだ」と述べるなど、党としての統制や規律を保つ意思が感じられません。
報道によれば、野田代表は25日にヤジをした議員に注意したとされています。ところが、党内から石川氏のような「野党の役割の放棄だ」という反発が出ているのです。これは、立憲民主党が「議会の規律」より「党内融和」を優先させている証拠であり、党組織としての機能不全を示しています。
実際のところ、ヤジという不規則発言が何ら政策を変えたり、国民生活を改善したりした例は極めて限定的です。ヤジで記憶に残るのは演説の中身ではなく、議員の「品性のなさ」という悪い印象です。
世論は決定的に反対
SNS上では「ヤジ議員」がトレンド1位を記録し、批判的な投稿が90%以上を占めるという異例の事態となりました。維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は「子供に見せれない。国会議員の定数大幅削減だよ」とコメントし、他の野党議員からも批判が上がっています。
タレントのフィフィ氏は「国民の聞く権利の侵害です。さっさとつまみ出して欲しい」と投稿し、10万件を超える「いいね」を獲得しました。これは、政治的立場を超えて、議会の品位を損なう行為に対する国民の怒りが極めて深刻であることを示しています。