堺市議会、健康アプリ関連予算案「再議」で逆転可決 維新と野党の激しい対立

2025-03-25 コメント投稿する

堺市議会、健康アプリ関連予算案「再議」で逆転可決 維新と野党の激しい対立

大阪府が運営するスマートフォン向け健康アプリ「おおさか健活マイレージ アスマイル」に関する令和7年度当初予算案を巡り、堺市議会は3月25日、同事業を除いた修正案を公明、自民など野党会派の賛成多数で可決した。しかし、永藤英機市長は審議のやり直しを求める「再議」に付し、最終的には市長の原案が可決された。この過程で、与党の大阪維新の会と野党会派の対立が浮き彫りとなり、永藤市長の就任以来3度目の再議となった。

■ 予算案修正の背景と内容
修正されたのは、大阪府が提供する健康アプリ「アスマイル」に関連する予算である。このアプリは、ユーザーが歩行や体重測定を通じてポイントを獲得し、電子マネーなどの抽選に参加できる仕組みだ。堺市議会では、堺市が独自に上乗せするポイント分など、783万円の予算を減額する修正案が提出された。この修正案は、公明党や自民党などの野党会派の賛成多数で可決された。

■ 再議による最終的な可決
再議に付された議案は、議会全体の3分の2以上の賛成で可決される必要がある。しかし、大阪維新の会は議会内で3分の1以上の議席を占めており、修正案は否決された。その後、再議が繰り返されることを防ぐため、一部の野党会派が原案賛成に転じ、最終的に市長の原案が可決された。

■ 大阪維新の会と野党会派の対立
今回の予算案を巡る一連の動きは、堺市議会における与党の大阪維新の会と野党会派との間での対立を浮き彫りにした。永藤市長の就任以来、再議が3度目となるなど、議会運営における緊張感が続いている。この対立は、今後の議会運営や政策決定に影響を及ぼす可能性があり、注目される。


- 堺市議会は、大阪府の健康アプリ関連事業を除いた予算案を可決。
- 永藤市長が再議を求め、最終的に市長の原案が可決。
- 大阪維新の会と野党会派の対立が背景。
- 再議は永藤市長の就任以来3度目。

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2025-03-26 10:34:00(先生の通信簿)

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