2025-05-24 コメント投稿する ▼
あさか由香氏が神奈川で政治を語る トークライブで中間世代と共鳴
あさか由香氏、神奈川で対話型イベントを展開 中間世代と共に政治を語る
日本共産党神奈川県委員会は5月24日、横浜市鶴見区を拠点にオンライン形式で「あなたとわたしのトークライブ2025」を開催した。イベントには、あさか由香氏(参院神奈川選挙区予定候補)と小池晃書記局長が登壇し、神奈川県内の各会場と中継でつなぎながら、主に青年層や中間世代と活発な対話を行った。あさか氏は生活者目線に立った政策を訴え、政治参加の必要性を丁寧に呼びかけた。
消費税5%への引き下げを強調 「暮らしに直結する政治を」
トークでは、「暮らしと経済」「外交と平和」「日本共産党の理念」の3つのテーマに分け、クイズ形式で参加者の意見を可視化しながら議論を深めた。特に注目を集めたのが消費税に関する議論だ。小池氏が「一律5%への減税こそ、もっとも簡単で実効性がある」と説明したのに対し、あさか氏は「中小企業や子育て世帯にとって、今の物価高に追い打ちをかけているのが消費税。いますぐ減税に踏み切るべき」と力を込めた。
彼女自身も3人の子どもを育てる母親として、日々の買い物の中で消費税の重さを感じているという。企業・団体献金を受け取らない立場だからこそ、「既得権に縛られずに、必要なところにお金を回せる政治が可能だ」と訴えた。
安全保障政策に懸念 「自衛官の命を守る政治を」
外交と平和のテーマでは、自衛官の家族から寄せられた不安の声を紹介。「軍備拡張が進む中、命の危険が現実のものとなってきている」と警鐘を鳴らし、「自衛隊が危険な任務に向かわされることのない社会をつくるべき」と訴えた。陸自と葬祭業界の提携についても触れ、「戦争を前提にした備えではなく、平和を守る政治が必要」と主張した。
対話の中で広がる共感 入党を決意する声も
イベントの後半では、会場ごとに分かれた参加者同士のテーブルトークが行われ、あさか氏自身も数グループに参加。直接会話した参加者からは「実際に話してみると、ニュースでは伝わらない人柄と真剣さが伝わった」といった感想が聞かれた。
40代女性のひとりは「共産党は自由な社会を目指すという話に胸を打たれた」として、その場で入党を申し込む場面もあった。別の参加者は「今まで政治に関心がなかったけれど、誰かと話して考えることがこんなに大切だと気づいた」と語った。
SNSでも反響広がる
今回のトークライブはSNS上でも関心を呼び、多くの共感が寄せられている。
「あさかさんの発言に本気を感じた。自分も何かできることを考えたい」
「消費税5%案、現実味がある。インボイス廃止もぜひ実現して」
「自衛官の命を守るという視点、今の政治家からあまり聞かない」
「神奈川の未来を真剣に考えている人がいるのは心強い」
「正直、共産党には距離があったけど、話を聞いてみると意外と共感できることが多かった」
中間世代との対話が生む新たな政治の可能性
あさか由香氏は、今回のイベントで、政治に距離を感じていた層に向けて具体的な政策と実体験を交えて語りかけた。その姿勢は、理屈ではなく実感を共有するものであり、特に中間世代の参加者に強く響いた様子だった。
「一人ひとりが声をあげ、社会を変えていける」という信念を体現するようなこの活動は、今後の神奈川選挙区において、注目すべき流れの一つとなるだろう。