2025-10-01 コメント投稿する ▼
参院少数会派への質問時間確保を仁比聡平氏が要求 臨時国会協議で焦点に
臨時国会を前に、参院選後の新しい構成や今後の対応を協議しました。 この場で、日本共産党の 仁比聡平 参院国対委員長は、少数会派にも十分な質問機会と質問時間を保障するよう強く求めました。 仁比氏は「本会議における少数会派への質問機会と時間の保障は、議会制民主主義に欠かせない」と発言しました。
少数会派への質問時間保障を要求
参議院の野党6会派(立憲民主党、国民民主党、日本維新の会、参政党、日本共産党、れいわ新選組)の国対委員長は2025年10月1日、国会内で会談しました。臨時国会を前に、参院選後の新しい構成や今後の対応を協議しました。
この場で、日本共産党の 仁比聡平 参院国対委員長は、少数会派にも十分な質問機会と質問時間を保障するよう強く求めました。仁比氏は「本会議における少数会派への質問機会と時間の保障は、議会制民主主義に欠かせない」と発言しました。
参院選後の国会運営と課題
仁比氏は、野党が憲法53条に基づいて臨時国会の召集を求めたにもかかわらず、参院選から3か月以上国会が開かれなかった現状を問題視しました。さらに、新内閣の発足を控える状況も踏まえ、「少数会派に質問時間を割くことは国会の公正性を保つ上で不可欠」と強調しました。
議会制民主主義と質問時間の意義
質問時間は与野党間で協議して配分されますが、議席数が少ない会派は時間を十分に確保できないことがあります。仁比氏の主張は、少数会派が国会審議に実質的に参加できる仕組みを求めるものです。こうした問題提起は、議会制民主主義の多様性を尊重する観点からも注目されます。
「議席が少なくても声を届けたい」
「質問時間がなければ存在意義が薄れる」
「与党に偏った議事進行は不公平だ」
「多様な意見を聞くことが民主主義だ」
「市民の立場からすれば小さい会派も大事だ」
臨時国会では、内閣の方針や予算関連法案が議論される見通しです。質問時間の配分をめぐる与野党の協議は、開会直後から大きな焦点となります。少数会派の意見をどの程度反映させるかが、今後の国会運営の信頼性に直結します。