2026-01-27 コメント投稿する ▼
仙台市2026年度予算、第2子保育料無償化と学校給食費無償化で子育て支援強化
仙台市の郡和子市長氏が2026年1月27日に発表した2026年度一般会計当初予算案は総額7306億円で、前年度から549億円増加し、5年連続で過去最大となりました。子どもや若者を重視した施策が柱となっており、第2子以降の保育料無償化や小学校給食費の完全無償化などが盛り込まれています。この予算は2月の市議会定例会に提出されます。
子育て支援の充実
第2子以降の保育料無償化実現へ
仙台市は2026年度予算で、第2子以降の保育料無償化に向けた予算として9億1900万円を計上しました。これまで年齢制限や所得制限があった制度を撤廃し、第2子以降は全世帯で無償となります。
「第2子の保育料が無料になるのは助かる。教育費の負担が本当に重い」
また、小学校の学校給食費完全無償化には35億6300万円を充てています。国は公立小学校の給食費を1人あたり月額5200円補助する見込みですが、仙台市は児童1人あたり月額7000円と見積もっており、不足分の1800円を市が独自に補填します。
さらに、習い事などの費用を支援するバウチャー制度の導入準備として2700万円、小中学校の水泳授業を民間プールに移す取り組みには4600万円が配分されました。
「給食費が無料になれば月7000円浮く。習い事のバウチャーも期待している」
「子どもに体験させたいけど、経済的な理由で諦めていた習い事ができるかもしれない」
若者の活躍とまちづくり
スタートアップ支援を強化
若者が活躍できるまちづくりを目指し、商店街の空き店舗を大学の研究室やスタートアップ事業の実証の場として提供する「まちなか実証ラボ」に2100万円を配分しました。仙台市は2013年から起業支援に力を入れており、2024年3月には仙台スタートアップスタジオを開設するなど、起業家育成の環境整備を進めています。
違法な客引き行為による被害を減らすため、民間業者にパトロールを委託する取り組みには7500万円を計上しています。仙台市は2018年に客引き行為等の禁止に関する条例を制定しており、市中心部での悪質な客引き行為を規制してきました。
「国分町の客引きが本当にしつこくて怖い。パトロール強化は賛成」
共生社会の推進
ケアラー支援や外国人支援を拡充
病気や障害がある家族を世話、介護する人を支える仕組みをつくるケアラー支援条例の制定準備費用として500万円を計上しました。郡和子氏氏は市長選挙でもケアラー支援条例制定を公約に掲げており、実態調査や有識者による検討会議を設置します。
外国人住民向けの支援事業には1600万円を振り分け、2025年に実施した外国人住民実態調査をもとに、やさしい日本語による啓発ツールの作成や地域交流を進めます。
「介護で仕事を辞めざるを得ない人が周りにもいる。支援条例ができれば変わるかも」
ツキノワグマ被害防止対策パッケージとして2億5700万円、県が進める病院再編を見据えた検討費として2100万円も盛り込まれました。
郡和子市長氏は記者会見で「子どもや若い人たちの将来に向けた投資です。このまちの未来を持続的に発展させていきます」と説明しました。