2025-07-15 コメント投稿する ▼
打越さくら候補「地方のまっとうな人たちを支える政治を」 新潟から現場の声を国会へ
打越さくら候補「地方のまっとうな人たちを支える政治を」
田中角栄の言葉を胸に、農業と生活の現場から立ち上がる声
「政治とは生活である」――打越さくら候補が新潟で訴え
7月15日、新潟県魚沼市。
参院選新潟選挙区で3度目の挑戦となる立憲民主党公認・打越さくら候補が、野田佳彦代表らとともに街頭演説に立ち、集まった聴衆にまっすぐな声で訴えた。
「政治とは生活である。生きていくこと、食べていくことだ」
そう語り出した打越候補は、新潟が生んだ田中角栄元総理の言葉を引用しながら、今の政治が庶民の暮らしからいかに離れてしまっているかを指摘。「農家も商店も、普通の人たちの声が聞かれていない」と語り、政治の原点を生活に取り戻す必要性を力強く訴えた。
「角栄の言葉、今の政治家にこそ聞かせたい」
「東京の人じゃ分からない“暮らしの重み”を語ってる」
「この人、本当に現場の声で動いてると思う」
「“まっとう”って言葉、こんなにしっくり来たのは久しぶり」
「地に足ついた政治ってこういうことだよね」
農業を切り捨てる政治か、支える政治か
打越候補がもっとも力を込めたのは、新潟に根づく農業の課題だ。「一生懸命、日本の食を支える人たちの生産基盤が、なぜここまで脆弱にされたのか」と疑問を投げかけ、現在の農政に厳しい目を向けた。
そして提案したのが、かつて民主党政権下で導入された戸別所得補償制度をベースにした「直接支払制度」の再構築。「農地を守るために、実態に即した支援が必要だ」と主張し、魚沼の農家の拍手を集めた。
さらに、ガソリン税の暫定税率撤廃や、食料品への消費税ゼロといった生活に直結する政策も明示し、「日々の暮らしを苦しくしている税制を、根本から見直す時だ」と語った。
企業献金に頼らない政治の必要性
打越候補は演説で、医療・介護・福祉の現場で働く人ほど「パーティー券を買うお金がない」と言及。「お金を持つ者の声ばかりが届く政治を、終わりにしなければならない」として、企業・団体献金の禁止を訴えた。
「政治は誰のためにあるのか」という問いに対し、「大企業のロビーではなく、地方のまっとうな人たちを支えるものに変えていく」と力強く訴え、聴衆から「そうだ!」と声が飛んだ。
その姿勢は、参院での「与党過半数割れ」を目指す立憲民主党全体の戦略とも一致しており、打越候補は「生活に根差した政策が通らない今の国会に風穴を開けたい」と意欲をにじませた。
野田代表も応援「暮らしの底を支える政策を」
演説には野田佳彦代表も参加し、「カレーライス物価」を例に物価高の深刻さを紹介。消費税ゼロ、ガソリン税の暫定税率撤廃、農業支援の拡充といった立憲民主党の政策を説明し、「中央ではなく、地方の声を政治の中心に」と呼びかけた。
「政府の米の需給見通しミスが、今回の米騒動の根本原因」とも指摘し、「農家を疲弊させるのではなく、持続可能にする政策を進めているのが打越さんだ」と強調。応援に熱がこもった。
演説には地元選出の梅谷守、竹内千春両衆院議員も参加し、「打越さくらは、地方とともに歩んできた政治家だ」と支援を呼びかけた。
新潟の声を国会へ 「まっとうな政治」への選択
“派手なパフォーマンスより、現場の声”――
打越候補の訴えは、地方で真面目に働き、暮らしを守っている人たちの声を代弁している。
この参院選は、中央の大企業を優遇する政治を続けるのか、それとも地方の生活者を支える政治に切り替えるのか。その分岐点となる。
「まっとうな人たちが、まっとうに生きられる社会を」――
その思いを背負い、打越さくら候補は一票一票に希望を託して戦い抜いている。