2025-07-05 コメント投稿する ▼
共産・穀田恵二氏が和歌山で訴え「消費税は間違いだった」 国民運動で世論を変えた歩み
36年間貫いた「消費税反対」の信念
7月5日、和歌山県橋本市で開かれた日本共産党の前ひさし候補(参院和歌山選挙区)の演説会に、同党の重鎮・穀田恵二前衆院議員が登壇した。聴衆に向けて穀田氏は、「私たちは消費税導入当初から反対を貫いてきた。その声は今、国民の多数の思いになった」と力強く語り、長年の一貫した主張が世論を動かす力になることを訴えた。
穀田氏は、「日本共産党とは、選挙の時だけ目立つ政党ではない。日々、国民運動を通じて世論を育て、政治を変えてきた党だ」と語り、30年以上にわたり地道に反消費税を訴えてきた実績を振り返った。物価高と実質賃金の低下に苦しむ今こそ、消費税という制度そのものを見直すべき時期に来ているとし、「この税制は最初から間違っていた」と断じた。
「36年反対って…一貫してるってこういうこと」
「地味でもブレない人の話、信じられる」
「今さらだけど、消費税って本当に必要だったのか?」
「共産党が言ってたこと、やっとみんな気づいた感じ」
「大企業より庶民の声を優先してほしい」
SNS上でも、「やっと言ってることが時代に追いついた」といった投稿が目立ち、穀田氏の訴えが今の社会情勢に合致していると感じる人が増えている様子だ。
財源論へのリアルな代案「富裕層・大企業に応分の負担を」
穀田氏はまた、「減税の財源はある」とし、具体的な代案を示した。それは、富裕層や大企業への適正な課税によって、消費税をなくしても財政を成り立たせるというものだ。庶民から日常的に税を取るよりも、「もうけに応じてしっかり負担してもらうことが、まともな税制ではないか」と語った。
この視点に、聴衆の中からも納得の声が相次いだ。特に年金生活者や子育て中の世帯には、消費税の負担は生活の直撃であり、「弱い人ほど重くのしかかる仕組み」だという指摘には深くうなずく人も多かった。
「金持ちより庶民に重い税、やっぱおかしい」
「財源ないって話、だんだん信じられなくなってきた」
「大企業はしっかり儲けてる。もっと税負担してもらって当然」
「政治って、ほんとはこういう話する場なんじゃ?」
「消費税なくせるなら…本当に助かる」
共産党の「国民とともに歩む政治」
穀田氏は、日本共産党の特徴として「国民とともに声をあげ、世論をつくる」点を強調した。政党が議席を得るためにだけ動くのではなく、地道な運動を通じて政治の方向を少しずつでも変えていく──この姿勢こそが共産党の本質であるという。
「私たちの声は小さかったかもしれない。でも、それが重なって、消費税への疑問はついに国民世論になった。今度は、それを国会の力に変えよう」と穀田氏は呼びかけた。
この演説に、地元住民からは「筋の通った話に元気が出た」「地に足のついた話が聞けて良かった」といった声も聞かれた。
共闘の力を信じて 和歌山でも挑戦
応援に駆けつけた立憲民主党の藤原規眞衆院議員も、「共産党さんと本気の共闘をやったら、負けると言われた選挙で勝てた」と語り、リベラル勢力が結集すれば勝機はあるとエールを送った。これに呼応して、前ひさし候補も「和歌山では私が唯一の立憲野党候補。暮らしと平和を守るため、日本共産党を伸ばしてほしい」と語った。
今の政治に疑問を抱く人が増える中、長年の姿勢と政策で語る穀田恵二氏の言葉は、静かながら強い説得力を持っていた。国会の中だけでなく、地域の対話の中でも政治を動かしていく──それが穀田氏と共産党の「現場主義」である。