2026-02-14 コメント投稿する ▼
庭田ゆきえ参議院議員、適応障害と双極性障害再発を公表し休養へ
国民民主党の庭田幸恵参議院議員は2026年2月、適応障害と双極性2型障害の再発を公表し、特別国会招集までデジタルデトックスを行うことを明らかにしました。 庭田氏は2025年7月の参議院選挙で富山県選挙区から初当選し、富山県初の女性国会議員となった人物です。
庭田ゆきえ参議院議員がデジタルデトックス宣言
適応障害と双極性障害の再発を告白、特別国会まで休養へ
国民民主党の庭田幸恵参議院議員は2026年2月、適応障害と双極性2型障害の再発を公表し、特別国会招集までデジタルデトックスを行うことを明らかにしました。庭田氏は2025年7月の参議院選挙で富山県選挙区から初当選し、富山県初の女性国会議員となった人物です。
庭田氏は自身のSNSで、国会議員になってから適応障害を発症し、民間にいた時代に寛解していた双極性2型が再発したと告白しました。大切な方との別れや今回の選挙での別れなど、精神的な負担が重なったことが背景にあるとみられます。
天気は晴れでも気持ちは土砂降り
庭田氏は「東京につきました。天気は晴れていますが気持ちは土砂降り」と心境を吐露しました。母のこと、パートナーのこと、都内で生きる娘のこと、富山の未来、日本の未来、世界の平和など課題だらけだと述べ、少しだけ休みをいただき特別国会招集に備えさせていただきますと表明しています。
庭田氏は1967年12月29日生まれで、富山県上市町出身です。元日本航空のキャビンアテンダントで、富山テレビ放送のアナウンサーとしても活躍しました。認知症の母を介護し、自宅で癌の父を看取った経験を持ち、起業家としても活動してきました。世界250都市を訪問した経験があり、ソムリエの資格も持っています。
国会議員のメンタルヘルス問題
適応障害とは、特定のストレス要因に対して心身に症状が現れる状態です。何とか適応しようと努力しても上手くいかないと、そのギャップが心理的葛藤やストレスとなります。ストレスが心身に症状をきたすようになると適応障害として治療が必要になります。
双極性2型障害は、うつ状態と軽躁状態を繰り返す気分障害です。双極性1型障害よりも軽躁状態が軽度であるため見逃されやすく、うつ病と誤診されることも多い疾患です。双極性障害の生涯有病率は双極1型と2型を合わせて約3パーセントと言われています。
医療関係者によれば、うつ病や適応障害と診断されていても実は双極性障害であった患者も多く見られ、海外ではうつ状態で病院に来ている方のうち20から30パーセントの方が双極性障害であると言われています。
「国会議員も人間だから、メンタルヘルスの問題は当然あるよね」
「公表するのは勇気がいること。応援したい」
「しっかり休んでまた元気になってほしい。無理しないでほしい」
「政治家のメンタルケアって重要だと思う。支える体制が必要だよ」
「正直に話してくれてありがとう。偏見なくしていかないと」
富山県初の女性国会議員
庭田氏は2025年7月20日の第27回参議院議員通常選挙で、富山県選挙区から国民民主党の新人として立候補し、19万8300票を獲得して初当選しました。自民党現職の堂故茂氏に7967票差をつけての勝利で、富山県内では初の女性国会議員となりました。
国政選挙の富山県内選挙区で自民党公認候補が敗れるのは2009年衆議院選挙富山1区以来16年ぶり、参議院選挙で議席を失うのは2007年以来となりました。
庭田氏は街頭活動や交流サイトでの発信に力を入れ、支援組織の連合富山を介した立憲民主党との連携で着実に支持を取り付けました。富山、魚津、滑川、黒部、射水の5市と舟橋、上市、立山の3町村で堂故氏の得票を上回りました。
障害や病気を抱える議員の先例
近年、障害や病気を公表しながら政治活動を行う国会議員が増えています。2019年の参議院選挙では、れいわ新選組から筋萎縮性側索硬化症で人工呼吸器をつけた舩後靖彦氏や、重度身体障害のある木村英子氏が当選し、国会のバリアフリー化が大きく進みました。
障害者が国政に参加することで、当事者の視点から政策提言ができることや、行政が当事者の側に立った視点を獲得することの重要性が認識されるようになっています。
庭田氏のメンタルヘルス問題の公表も、同様の意義があると考えられます。国会議員という激務の中で心の健康を保つことの難しさや、メンタルヘルスケアの重要性について社会的な議論を喚起する契機となる可能性があります。
立ち上がるためのデジタルデトックス
庭田氏は「立ち上がるために、しばらくですが、デジタルデトックスしてまた戻ります」と述べています。デジタルデトックスとは、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器から一時的に距離を置き、心身をリフレッシュすることです。
国会議員は常に情報発信を求められ、SNSでの活動も重要な役割を担っています。しかし、その一方で常時接続状態が精神的な負担となることも指摘されています。
庭田氏の今回の決断は、自分自身の健康を守りながら国会議員としての職責を果たすための選択であり、特別国会招集に向けて万全の体制を整えるための休養期間と位置付けられています。
国民民主党は手取りを増やす政策を掲げており、庭田氏も富山県の未来と日本の未来のために活動してきました。今回の休養を経て、再び国会活動に復帰することが期待されています。