2026-03-20 コメント: 1件 ▼
社民・服部良一幹事長「埋め立てるのが悪い」辺野古転覆事故を政治利用 SNSで「他責の極致」と批判続出
2026年3月16日、沖縄県名護市辺野古沖で京都府の同志社国際高等学校の生徒らが乗船した船2隻が転覆し、2年生の武石知華さん(17歳)と船長の金井創さん(71歳)が死亡した事故をめぐり、社民党(社会民主党)の服部良一幹事長(76歳)がデモ会場でのスピーチで「そもそも辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪い。海を埋め立てるのが悪い。こんなことをしなかったら、事故も起こらなかった」と発言し、SNSで強い批判が相次いでいます。
2人の命が失われた事故の実態は何か
事故は2026年3月16日午前10時10分ごろ、辺野古沖で発生しました。同志社国際高校の2年生18人と乗組員3人が乗船した船2隻が転覆し、武石さんと金井船長が死亡、2人が負傷しました。当日は波浪注意報が発令されており、海上保安庁からも注意の呼びかけがあったとされています。
船を運航していたのは、米軍普天間飛行場の辺野古移設反対運動を展開する「ヘリ基地反対協議会」です。海上運送法では、人の求めに応じて船を運航する場合は国への事業登録が義務付けられていますが、この団体は「ボランティアで運行している」として登録を行っていませんでした。
学校側は事故翌日の会見で、波浪注意報が出ていたにもかかわらず出航判断を船長に任せたこと、引率教員が船に乗っていなかったこと、旅客船として登録されていない船に生徒を乗せたことを把握していなかったことなどを認め、「監督管理体制が不十分だった」と謝罪しました。
海上保安庁は2026年3月20日、業務上過失致死傷罪と海上運送法違反の容疑で「ヘリ基地反対協議会」の事務所など関係先に家宅捜索に入りました。
「亡くなった生徒さんと船長に心から哀悼の意を表する。なぜあの状況で出航したのか、きちんと解明してほしい」
「埋め立てるのが悪い」発言は筋違いの責任転嫁
家宅捜索が入る前日の2026年3月19日夜、国会周辺で行われたイラン攻撃反対デモに登壇した服部良一幹事長氏は、この事故に触れながら「そもそも辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪いんです。海を埋め立てるのが悪いんです。こんなことをしなかったら、事故も起こり得なかった」と訴えました。聴衆からは「そうだ!」という声が上がりました。
しかし、この発言は多くの問題を抱えています。今回の事故の直接的な原因として捜査対象になっているのは、波浪注意報が出た海域への未登録船による出航判断、引率教員の不在、学校側の安全確認の不備といった運営・管理上の問題です。基地建設の埋め立てと事故発生の間に、明白な因果関係はありません。
「遭難したのは山が悪い」に等しいという批判も的を射ています。問題の本質は、2人の命を奪った安全管理の失敗をどう責任をもって検証し、再発を防ぐかという点にあります。その問いを脇に置いたまま政治的な主張と結びつけることは、犠牲者と遺族に対しても失礼であり、事故原因の究明を妨げかねない行為と言わなければなりません。
「これは他責の極致。安全管理を怠った者の責任から目をそらすための発言にしか聞こえない」
SNSでは批判の声が続出、党代表との温度差も露呈
服部氏の発言に対し、SNS上では強い非難の声が相次ぎました。「基地建設がなければ事故は起こらなかった」という論法は、「遭難したのは山が悪い」と同じ発想だという批判や、「政治家の発言レベルを超えている」という意見が多数見られました。
一方、社民党の福島瑞穂代表(70歳)は2026年3月16日のSNSで、自らも辺野古沖の船に乗ったことがあると明かしつつも、基地建設と事故発生を直接結びつけるような発言は避けました。幹事長と代表との間に明らかな温度差が生じたことも、党の見解が統一されていないことを示しています。
「社民党の代表ですら控えた発言を幹事長がしてしまった。党内でどう収拾するつもりなのか」
国会議員2人の崖っぷち政党が信頼をさらに損なう
現在、社民党の所属国会議員はわずか2人です。党の存続自体が問われる「崖っぷち」の状況で、今回の服部幹事長氏の発言は、党の信頼をさらに損なうものとなりました。
辺野古基地の是非をめぐる議論は、民主主義の中で正当に行われるべきものです。しかし、2人の死という取り返しのつかない悲劇を政治的な主張の「材料」として利用することは、どのような立場であっても許されるものではありません。安全管理上の問題から目をそらし、責任の所在を別のところに求める姿勢は、「弱者の味方」を掲げる社民党の理念とも相容れないものといえます。
今、求められているのは、事故の真相と責任を正面から受け止め、二度と同じ悲劇が繰り返されないよう法整備や安全規制の強化を訴えることです。政治家ならばその責務を果たすべきでしょう。
「政党の主張のために亡くなった方を使うのは絶対に許せない。まず誠実な謝罪と原因究明を」
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