元議員・宮崎謙介氏の「鳥取ディス」投稿 石破前首相批判の政治的背景と党内混乱

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元議員・宮崎謙介氏の「鳥取ディス」投稿 石破前首相批判の政治的背景と党内混乱

宮崎氏の投稿は、石破前首相が高市早苗首相率いる政権に対して批判を展開する中での登場でした。 宮崎氏が高市首相の支持派と目されることから、この投稿は石破氏の地元への「利益誘導がないこと」を皮肉し、政治的な対立を蒸し返そうとする意図が透けて見えます。

「後ろから鉄砲」再び 前首相批判で揺らぐ党の秩序
宮崎謙介氏の地方ディス投稿から浮かぶ自民内の対立構図

元衆議院議員の宮崎謙介氏(44)が石破茂前首相の地元である鳥取県について行った批判的な発言が、ソーシャルメディアで大きな波紋を呼び起こしました。11月1日のポストでは鳥取駅前の「活気のなさ」と「インフラ整備」の不足を指摘し、「政治家の力がないことを実感」したと述べました。その後、11月3日には謝罪と釈明をブログで公開しましたが、この一連の出来事は、現在の自民党内における深刻な亀裂と、退任したばかりの前首相による新政権への執拗な批判姿勢を浮き彫りにしています。

政権批判の「取引材料」化する地方


宮崎氏の投稿は、石破前首相が高市早苗首相率いる政権に対して批判を展開する中での登場でした。10月30日に配信された中国新聞のインタビューで、石破氏は日本維新の会との連立合意を「新自由主義的」と指摘し、「自民党政治がいわゆる保守の路線へさらに傾く」と強く苦言を呈していました。宮崎氏が高市首相の支持派と目されることから、この投稿は石破氏の地元への「利益誘導がないこと」を皮肉し、政治的な対立を蒸し返そうとする意図が透けて見えます。

しかし、地元住民や地方に暮らす人々からの反発は想定外でした。Xでは「鳥取県民を侮辱するな」「地方全体を馬鹿にするな」といった批判が相次ぎ、宮崎氏の投稿はヤフーコメントのランキングで1位になるほどの話題となったのです。

「駅前の活気が全てではない。自分たちの暮らしを大切にしている地方をバカにするな」
「利益誘導型の政治が正義ならば、清潔な政治をした人は批判ですか」
「元議員とは思えない発言。品性を疑う」
「鳥取は砂丘、温泉、大山。素晴らしい自然がある。表面的な価値観で地方を判断するな」
「高市派だからって石破さんの地元をディスるのは、政治家の品格を失わせる」


謝罪と「現実を受け入れよ」という矛盾


宮崎氏は11月3日に「言葉足らずで申し訳ない」と謝罪し、ブログで投稿の「真意」を説明しました。その中で宮崎氏は、石破前首相が高市政権を批判していることに対し「違和感を覚えた」と述べ、「後ろから鉄砲を撃つ」という表現を直接使用して石破氏の批判姿勢を非難しました。

だが、謝罪の後に続いた言葉は摩擦を深めるものでした。「鳥取にお住まいで、今の長閑な鳥取に愛着と誇りを持ち現状で不満のない方々には、不快な思いをさせてしまったことに心からお詫びを申し上げます。ただ、どうぞ客観的に現実を見ていただき受け入れていただきたいという思いもあります」という記述は、実質的な撤回ではなく、むしろ地方の価値を一方的に「活気」と「インフラ」という尺度で判断する価値観の堅持を示していました。

党内の「後ろから鉄砲」問題が常態化


宮崎氏の行動背景には、もっと大きな党内の対立構図があります。石破前首相は10月21日に退任してからわずか10日後の10月30日には、高市首相を公然と批判していました。退任直後の首相批判は政治史でも異例です。

石破氏は維新との連立について「新自由主義的」と切り捨て、自身が進めたコメ増産方針の転換を「不愉快な話」と非難しています。自民党内からは、牧原秀樹前法相が「自分が辞めた後は何を言っても現職総理に迷惑がかかる。総理の厳しさを一番知る者として沈黙こそ使命」という小泉純一郎元首相の言葉を引用し、石破氏の姿勢に異議を唱えています。

佐藤正久前参院議員も「コメントするだけ無駄。丁寧な無視で十分」とXに投稿し、党内では石破氏の発言をスルーする空気が広がっています。しかし、この「丁寧な無視」戦略が、かえって宮崎氏のような支持派による間接的な政治批判を招いている可能性があります。

政治の「品格」が問われる局面


宮崎氏はブログで「政治は夢を実現する手段」「善人だから、情があるからという理由だけでは政治はよくなりません」と述べました。しかし、この主張自体が、鳥取という具体的な地域と、そこに暮らす人々の人生を抜象化し、党派的な攻撃の道具にしてしまっていないでしょうか。

元国会議員という社会的影響力を持つ人物が、個人のソーシャルメディアを通じて特定の地域を軽視するような発言をしたことは、「公共の場での品位」や「政治家倫理」の欠如として受け止められるべきです。鳥取県民は人口約53万人と全国最小規模ですが、その土地に暮らす人々にとって「静かで自然が豊かで暮らしやすい」という価値観は、駅前の「活気」よりもはるかに重要なものかもしれません。

政治的な対立を超え、地方に暮らす人々の誇りを守るという、より感情的で普遍的な議論が求められています。

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2025-11-03 12:00:51(キッシー)

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