2025-02-20 コメント投稿する ▼
尼崎市議、政務活動費不正引き出し問題 百条委員会で回答拒否
維新会派の市議が政務活動費を不正に引き出し、百条委員会での尋問で回答を拒否
兵庫県尼崎市で、光本圭佑市議(維新会派)が2022年4月に不正に政務活動費250万円を引き出していた問題が注目されています。
光本市議は当初、「公用の口座を作って保管していた」と議会に説明しましたが、実際にはその口座には現金が一切移されていなかったことが明らかになりました。
後に他人から250万円を振り込んでもらっていた事実が発覚しています。
百条委員会で尋問を受けたが…
この不正問題を受け、尼崎市議会は調査特別委員会(通称・百条委員会)を設け、光本市議に対する証人尋問が行われました。
しかし、光本市議は「訴追される恐れがあるため」として、尋問の際に何度も回答を拒否しました。これにより、市議会は調査の進展に影響を及ぼしつつ、事実確認を行う必要に迫られています。
来月、調査結果が報告予定
百条委員会は、口座記録などの証拠をもとに、来月には調査結果を議会に報告する予定です。市民の信頼を回復するためにも、透明性のある調査結果が求められる状況です。
政務活動費の運用見直しも
今回の事件を受けて、尼崎市議会は政務活動費の運用について再検討を始め、運用マニュアルの改訂も行っています。また、今後の調査で光本市議がどのような処分を受けるかも注目されています。
光本市議は、業務上横領罪などで在宅起訴されており、パソコン納品書の偽造も問題視されています。