2025-02-20 コメント投稿する ▼
維新・増山誠県議、百条委音声データ流出を告白
増山誠県議、百条委の音声データ流出を告白
兵庫県の斎藤元彦知事(47)のパワハラ疑惑をめぐる文書問題に関する調査特別委員会(百条委員会)で、日本維新の会の増山誠県議(46)が大きな告白をした。
19日、増山氏はYouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」に出演し、2024年10月25日に行われた百条委の証人尋問の音声データを、「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏(57)に渡したことを認めた。
音声データの流出とその背景
増山氏によると、2024年10月25日、百条委で片山安孝前副知事(64)が証人として尋問された際、その音声データは本来、選挙後に公開される予定だった。
しかし、増山氏はそれを選挙前に立花氏に提供したことを告白し、「ルール違反だった」と謝罪した。この音声データが流出した背景には、選挙に影響を与える内容が含まれていたという。
増山氏は、自らの行動について「公開予定のデータを前倒しで渡したことは間違いだった」と反省しつつも、音声データの内容が重要だと考え、「文書問題の真実を県民に伝えたかった」と説明した。
岸口実県議への疑念
また、音声データの流出に関して、百条委副委員長である岸口実県議(60)の関与が疑われていることにも触れた増山氏は、「岸口さんに迷惑をかけてしまった」と述べ、その動機を自分の行動に関連づけた。
立花氏にデータ提供した理由
増山氏は、音声データを立花氏に提供した理由についても説明した。彼は、当時のマスコミ報道がパワハラ問題を偏った視点で伝えていたことに強い不満を抱いており、その状況では真実を報道機関に訴えても「握りつぶされる」と考えた結果、立花氏に頼ったと語った。
ネットで拡散、斎藤知事の逆転勝利
立花氏は音声データを選挙の街頭演説で公開し、その動画はSNSで拡散。これが斎藤知事の逆転勝利の大きな要因となった。
増山氏、委員を辞職する意向
最後に増山氏は、自らが委員会のルールを破ったことについて再度謝罪し、「委員を続けることは難しい。辞職しなければならないと考えている」と述べ、辞職する意向を示した。