2025-08-25 コメント投稿する ▼
石平氏「昭和天皇侮辱は一線を越えた」 日本政府に中国への厳重対処を要求
石平氏「昭和天皇侮辱は一線を越えた」 政府に厳重対処を要求
中国で9月3日の抗日戦争勝利80年記念行事を前に、昭和天皇を侮辱する動画がSNS上に氾濫している。この事態について、中国出身で日本に帰化した評論家であり、日本維新の会の石平参院議員が強い危機感を示した。石平氏は「中国は江沢民政権以来、反日教育で日本の戦争責任を追及してきたが、天皇を標的にするのは避けてきた。今回の動画は明らかに一線を越え、日本そのものを否定する動きにつながる」と厳しく批判した。
石平氏はさらに「日本政府は中国政府に対し厳重に対処を求めるべきだ」と主張。単なる抗議や「遺憾の意」ではなく、毅然とした外交対応が不可欠だと強調した。
昭和天皇を侮辱するAI動画の氾濫
問題の動画は、中国の動画共有アプリ「快手(クアイショウ)」に多数投稿されている。昭和天皇の青年期の写真をAIで加工し、犬に例える表現が繰り返されている。中には「マッカーサー将軍が犬をしつける映像」と字幕を入れたものまであり、国民の尊厳を傷つける極めて悪質な内容となっている。
これらの動画は削除されずに残されており、中国共産党政権が黙認している可能性が高い。従来は旧日本軍や東条英機元首相らが批判の対象とされ、天皇が直接侮辱の標的とされることは避けられてきた。石平氏が指摘するように、今回の事態は日本否定の次元に踏み込んだ新たな段階だといえる。
反日キャンペーンと在留邦人への懸念
中国国内では今年を「抗日戦争勝利80年」と位置付け、映画公開や記念行事を通じた反日キャンペーンが展開されている。7月には南京占領を題材にした映画が公開され、9月には731部隊をテーマにした作品も公開予定だ。こうした流れが反日感情を煽り、在留邦人の安全にも懸念が広がっている。
ネット上でも次のような声が相次ぐ。
「天皇を侮辱するのは日本全体を否定することだ」
「石平氏の指摘は正しい。政府は遺憾ではなく行動を」
「在留邦人の安全を守れるのか不安だ」
「中国の反日教育の行き着いた先がこれだ」
「強く抗議を繰り返すだけでは何も変わらない」
国民の怒りは、政府の従来の弱腰な対応にも向けられている。
石平氏の警鐘と政府への課題
石平氏は「今回の風潮が広がれば、戦争責任の追及を超え、日本の存在そのものを否定する動きになる」と警鐘を鳴らしている。彼の発言は、単なる一評論家の立場を超え、参議院議員としての責任ある政治的メッセージでもある。
石破政権にとっても、この問題は外交と安全保障の試金石となる。中国への毅然とした対処、スパイ防止法制定を含む国民保護策、国際世論への訴えが欠かせない。日本政府がここでも「遺憾の意」を繰り返すにとどまれば、国民の信頼をさらに失うことは避けられない。
昭和天皇侮辱問題と石平氏の訴えが示す危機感
昭和天皇を侮辱する動画の氾濫は、中国の反日宣伝が新たな段階に突入したことを象徴している。石平氏が訴えるように、日本の尊厳を守るには「強く抗議」ではなく、実効性ある厳重な対処が必要だ。
政府が毅然とした姿勢を取れるか否かは、国民の信頼と日本の国際的な立場を左右する重大な分岐点となる。石平氏の警告をどう受け止めるかが、日本外交の真価を問うことになるだろう。