2026-01-08 コメント投稿する ▼
石平参議院議員が訪台し講演「民主主義国と台湾は団結を」林外交部長と会談も
中国から入国禁止の制裁措置を受けている日本維新の会(維新)の石平参議院議員が2026年1月6日から10日まで台湾を訪問し、9日に台北市内で開催された中台関係シンポジウムで講演しました。石平氏は「中国との対話に幻想を抱いてはならない。平和と自由を守るために、われわれ民主主義国と台湾は団結しなければならない」と強調しました。
中国の制裁を逆手にとった訪台
石平氏は1962年に中国四川省で生まれ、北京大学哲学部を卒業後、1988年に日本へ留学しました。2007年に日本国籍を取得し、2025年7月の参議院選挙で維新から比例代表で初当選しました。日本で初めての中国出身の国会議員となりました。
中国外務省は2025年9月8日、石平氏が台湾問題や尖閣諸島問題などで「誤った言論を広めた」として入国禁止などの制裁措置を発表しました。中国外務省の林剣報道官は「私利私欲のために祖先を裏切り、良心を売り渡し、反中勢力と結託して挑発行為を行った」と厳しく批判しました。石平氏はこれに対し「既に中国には資産もなく、訪問する予定もない。制裁されたことで、私の政治活動が正しかったことが証明された」と反論しました。
「入国禁止の私が台湾に入れた、これが台湾独立の何よりの証明だ」
「中国の脅しに屈せず、日台は連帯すべきだ」
「民主主義国家として台湾を守ることが日本の責務だ」
「中国共産党の本質を知る者として、警鐘を鳴らし続ける」
「台湾有事は日本有事、沖縄が最前線になる現実を直視せよ」
今回の訪台で石平氏は、中国から入国禁止措置を受けているにもかかわらず台湾へ問題なく入国できたという事実を強調しました。1月6日に台北松山空港に到着した際、報道陣に対して「私が台湾に入国できたことは、中華民国と中華人民共和国が全く別の国であることの証明だ。台湾は決して中国の一部ではない」と述べました。
外交部長との会談で日台協力を議論
訪台中の1月8日には、林佳竜外交部長(外相に相当)と会談しました。会談では中国情勢や日台間の協力について意見交換が行われました。林部長は会談後、SNSで石平氏の訪台に歓迎の意を示し「台日の相互信頼と協力は、インド太平洋の平和と安定を支える重要な力だ」とコメントしました。
台湾の頼清徳総統は1月8日、記者団に対して石平氏の訪台について触れ「中華民国と中華人民共和国が互いに隷属しないことを行動によって証明した」と高く評価しました。石平氏は台湾滞在中、立法委員(国会議員に相当)らとも会談し、2026年の台湾海峡情勢や日台間の防衛協力強化について協議を行いました。
民主主義国の団結を訴える講演
1月9日に台北市で開かれた中台関係シンポジウムで石平氏が行った講演は、参加者に強い印象を残しました。石平氏は「中国との対話に幻想を抱いてはならない」と明言し、中国共産党の本質について自らの経験を踏まえて語りました。
石平氏は文化大革命や天安門事件を経験し、中国共産党の「党利党略」に絶望して日本に帰化した経緯があります。こうした背景から「平和と自由を守るために、われわれ民主主義国と台湾は団結しなければならない」と訴えました。石平氏は以前から台湾問題と尖閣諸島問題は日本の安全保障の根幹であると主張しており「台湾有事が発生すれば日本の海上ライフラインは切断され、沖縄が最前線になる」と警鐘を鳴らしています。
中国側は強く反発
石平氏の訪台に対して、中国外務省の毛寧報道官は1月6日の記者会見で「悪人の妄言は論評に値しない」「取るに足らないたわ言であり、言及する価値もない」と切り捨てました。一方、日本政府は中国による石平氏への制裁措置について撤回を求める立場を維持しています。
石平氏を台湾に招待したインド太平洋戦略シンクタンクの矢板明夫執行長は「石平氏は日本で数少ない、真に中国を理解しながらも中国共産党を弁護しない政治家だ。北京の制裁は逆効果で、石平氏の政治的象徴性を高めただけだ」とコメントしています。今回の訪台は、台湾海峡情勢が緊張する中で、日台関係の重要性を改めて浮き彫りにする結果となりました。
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