2025-11-16 コメント投稿する ▼
石平議員が中国制裁を「勲章」と一蹴 財産ないのに凍結措置で爆笑
中国からの制裁措置について聞かれた石平氏は、「日本の国会議員の中で、中国政府から制裁を受けた第1号、名誉ある第1号でございます」とにっこりと答え、むしろ誇らしげな様子を見せました。 (むしろ)勲章を受けたというつもり」と発言し、中国政府の制裁が全く効果を発揮していないことを明らかにしました。
「名誉ある第1号」と胸を張る
石氏は評論家時代、同番組にたびたび出演しており、『議長』の黒木千晶アナウンサーから「遅くなってしまいましたが、おめでとうございます」と迎えられ、「(議員に)なってしまいました」と照れ笑いで番組をスタートさせました。
中国からの制裁措置について聞かれた石平氏は、「日本の国会議員の中で、中国政府から制裁を受けた第1号、名誉ある第1号でございます」とにっこりと答え、むしろ誇らしげな様子を見せました。
さらに石平氏は「向こうに財産一文(いちもん)もないし、入国禁止されても、別に行きたくもないし。全然痛くもかゆくもない。(むしろ)勲章を受けたというつもり」と発言し、中国政府の制裁が全く効果を発揮していないことを明らかにしました。
中国の制裁措置の実態
同省は、石氏が「台湾や釣魚島(尖閣諸島の中国名)、歴史問題などで誤った言論を拡散し、公然と靖国神社を参拝した」などと非難。親族を含め入国禁止とするほか、中国国内にある資産の凍結、中国国内の団体や個人との交流や取引も禁止するという内容でした。
しかし、MCの黒木千晶アナが「なんでない財産を凍結した?」と不思議がると、石平氏は「分からん。今回、中国の大使館に1万円でも送ろうかと思いまして。それで凍結してもらうっていう」とジョーク一発と、まさに痛快な切り返しを見せました。
中国政府への痛烈な皮肉
石平氏の発言は、中国政府の制裁措置がいかに的外れで効果のないものかを浮き彫りにしています。実際に中国国内に資産を持たず、中国に行く予定もない人物に対して制裁を科すという、まさに空振りの措置であることが明らかになりました。
石氏は8日、「中国国内に財産を持っておらず、中国へ行くつもりもない」とコメント。その上で「単なる茶番だが、制裁はむしろ光栄。中国政府から勲章をもらったようなものだ」と皮肉ったという対応は、まさに中国政府の面子を潰す見事な反撃でした。
言論の自由を守る重要性
この件について、林芳正官房長官は8日の記者会見で「断じて受け入れられず、極めて遺憾だ」と述べた。国会議員の表現の自由は民主主義の根幹であり尊重されるべきだとして、速やかに撤回するよう中国側に求めたと明らかにしたという日本政府の対応は当然です。
中国政府が他国の国会議員に制裁を科すという行為は、明らかに内政干渉であり、言論の自由に対する重大な挑戦です。石平氏のように毅然とした態度で対応することこそが、中国の横暴に屈しない姿勢として評価されるべきです。
中国出身だからこその説得力
石平氏は中国出身で2007年に日本国籍を取得した経歴を持ちます。まさに中国の実態を知る人物だからこそ、その批判には重みがあります。中国政府が石平氏を制裁対象にしたのは、その発言が核心を突いているからに他なりません。
今回のテレビ出演での堂々とした発言は、中国の威嚇に屈しない強い意志を示すものでした。「勲章を受けたつもり」という発言は、まさに中国政府への痛烈な皮肉であり、日本の言論人としての矜持を示すものです。
石平氏の姿勢は、中国の圧力に屈することなく、自由な言論を続けていく決意の表れです。このような毅然とした態度こそが、中国の不当な圧力から日本の言論の自由を守る上で重要な意味を持っています。