2025-04-03 コメント投稿する ▼
【兵庫県議に相次ぐ脅迫メール】百条委関係者に「鉈で襲われろ」など過激な文言、奥谷・丸尾氏に計約4900通
奥谷謙一県議への誹謗中傷メール
百条委員会の委員長を務めた奥谷謙一県議の事務所には、4月2日午後1時頃から、1分おきに誹謗中傷のメールが届き始め、翌3日午前10時時点で約1700件に達した。メールのタイトルは「お前も立花孝志みたいに鉈で襲われとけパワハラ野郎」とされ、本文には奥谷氏の事務所の住所のみが記載されていた。送信元は同一のアドレスであったという。奥谷氏は「こうした誹謗中傷は言論を委縮させる目的があると思うが、警察にも相談し厳正に対処したい」と述べている。
丸尾牧県議への誹謗中傷メール
同じく百条委員会の元委員である丸尾牧県議の私用パソコンにも、3月31日朝から4月2日昼までの間に、約1分おきに計3190通の中傷メールが届いた。メールのタイトルは「お前も県民局長みたいに自殺しろよ」などとされている。丸尾氏は「メールは衝撃的な内容で、驚きや怖さ、戸惑いを感じた。一つの言論弾圧で、社会全体や兵庫県政にとってマイナスなので速やかにメールをやめてほしい」と述べ、県警に相談し、威力業務妨害容疑などでの被害届提出を検討している。
背景:斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題
これらの誹謗中傷メールは、斎藤元彦兵庫県知事に関する疑惑告発文書問題を調査する過程で発生した。百条委員会は、斎藤知事に対する内部告発を受けて設置され、調査を進めていた。しかし、調査に関わった委員らがこのような中傷行為の標的となっていることが明らかになった。
関係者の対応と今後の展望
奥谷氏や丸尾氏は、警察への被害届提出を検討しており、今後の捜査の進展が注目される。また、同様の被害が他の委員にも及んでいないか、さらなる調査が必要とされる。このような誹謗中傷行為は、言論の自由を脅かすものであり、社会全体での対策が求められる。
- 兵庫県議会の元百条委員会委員らに、大量の誹謗中傷メールが送付されている。
- 奥谷謙一県議には約1700件、丸尾牧県議には約3190件のメールが届いた。
- メールは1分おきに送信され、内容は脅迫的である。
- 関係者は警察への被害届提出を検討している。
- 背景には、斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題がある。