2025-02-19 コメント投稿する ▼
立花孝志氏と岸口県議、真偽不明の文書を巡り対立 維新の会が処分検討
立花氏と岸口県議の間で食い違い
2024年11月1日、兵庫県知事選を巡る問題で、日本維新の会の岸口実県議が、立花孝志氏が党首を務める「NHKから国民を守る党」と面会し、真偽不明の文書を手渡す場に立ち会っていたことが明らかになった。
この件について、立花氏は竹内英明氏を「黒幕」とする内容の文書を受け取ったと主張しているが、岸口氏はその文書については「うわさレベルのもの」と説明している。
立花氏の主張と文書の内容
立花氏は、文書には竹内氏が斎藤元彦知事の責任を強調し、知事選の結果に影響を与えたという内容が書かれていたと指摘している。
この文書は神戸市のホテルで、片山安孝元副知事の仲介人から渡されたとされ、立花氏はその後、岸口県議がその人物であると明言した。
岸口県議の反論
一方、岸口県議はこの面会を認めたものの、文書を実際に手渡したのは自分ではないと否定している。
また、文書の内容についても「うわさ話に過ぎない」として、事実関係を重視する立場を取った。岸口氏は「軽率だった」と反省しつつも、あくまで政治倫理上の問題だと強調している。
維新の会の対応
維新の会の岩谷良平幹事長は、岸口県議の行動について党内で調査を行い、兵庫維新の会が処分を検討すると明言した。
しかし、岩谷氏は「大きな違法行為ではない」とも述べており、この問題の解決に向けた動きが注目されている。
竹内英明氏の死とその影響
竹内氏は2025年1月に亡くなり、その死因は自殺とみられている。立花氏は、竹内氏がインターネットでの誹謗中傷に苦しんでいたことが、今回の事件にも影響を与えた可能性があると指摘している。