2025-07-07 コメント投稿する ▼
奥村政佳氏が訴える「生活密着の3本柱」 物価・保育・政治とカネに一石を投じる挑戦
「食料品の消費税ゼロ」を明言 物価高から家計を守る
参院選・東京選挙区に立候補している立憲民主党の奥村政佳氏が、街頭演説で力を込めて訴えたのは「物価高への対策」だ。特に食料品に着目し、「ポスターにも大きく書いたが、食料品の消費税ゼロを目指す」と明言。「今、最も苦しんでいるのは日々の買い物をしている人たち。家計を支える政策が必要だ」と語った。
奥村氏は、価格高騰に対して一時的な給付や補助金でごまかすのではなく、恒常的な家計支援が必要だと主張。特に、食品など生活必需品に対する消費税ゼロは、ヨーロッパ各国ではすでに導入されているケースもあるとし、「日本でも実現できるはずだ」と訴えた。
「食料品の消費税ゼロ、これこそ本気で家計守る政策」
「毎日の買い物で感じる物価高、ようやく正面から言ってくれる人が出てきた」
「給付金よりも、税で生活を守るって発想がいい」
「奥村さん、具体的で分かりやすい」
「庶民感覚がちゃんとある人だなと感じた」
現場経験が語らせる「保育の危機」
奥村氏のもう一つの柱が、「現場の声を政治に届ける」こと。自身が昨年まで保育園で働いていた経験を持つ奥村氏は、「現場ではスキマバイトの保育士が急増している」と現状を報告。「毎日先生が変わる環境で育つ子どもたちの気持ちを考えてほしい」と、目の前で見てきた課題を真剣な表情で語った。
スキマバイトとは、シフト制や短時間雇用で、臨時的に保育現場に入る働き方だ。人手不足に対応するため、柔軟な労働力として導入されているが、奥村氏は「保育は“人”が中心の仕事。信頼関係の積み重ねがなければ成立しない」と指摘。
また、保育士や介護士といった「人を支える職業」が、待遇や社会的評価の点で十分に報われていないことにも言及し、「こうした現場の声が、国政の真ん中に届いていないのが現実だ」と訴えた。
「保育現場で本当に見てきた人の言葉は重い」
「子どもは社会の土台。そこを削る政策は未来を削ること」
「スキマバイトが子ども相手って怖い話だ」
「介護や保育、もっと国が支えるべき仕事なのに」
「現場経験者が国会に必要だと感じた」
裏金政治に終止符を 自民党体質の刷新を掲げる
奥村氏が三本目の政策軸に掲げたのは、「政治とカネの問題」だ。裏金問題が相次いで発覚し、政治不信が高まる中、「もう裏金の政治には終止符を打たなければならない」と明言。「誰が責任を取ったのかも分からないまま、曖昧に終わっている。これでは政治への信頼は取り戻せない」と訴えた。
政治資金パーティーの裏金問題や派閥の不透明な資金運用に対し、奥村氏は「徹底した調査と制度改革」を求め、立憲民主党としても政治資金透明化法の整備に取り組むべきだと主張。「クリーンな政治を取り戻すことは、国民の声が政治に届くための前提だ」と語った。
「裏金、結局誰も責任取ってない。おかしいよね」
「“終止符”って言葉に覚悟を感じる」
「誰が悪いのか分からない政治、もううんざり」
「透明化してほしいのは政治家の財布」
「奥村さん、ちゃんと怒ってるのが伝わってくる」
現場と生活の視点で語る政治が必要
物価、保育、政治とカネ。奥村氏の演説は、どれも「目の前の暮らし」から出発している。自身の現場経験を生かし、スローガンではなく“中身”のある提案をしている点が、聞く人の共感を呼んでいる。
現職政治家のような派手な言葉はないかもしれない。だが、その分、生活に根ざした実感のある言葉が多い。国会に届けられてこなかった現場の声を、政治の中心に据える――それが奥村氏の挑戦だ。