2025-07-17 コメント: 1件 ▼
社民・大椿裕子氏に殺害予告「ナイフで殺しに行く」 選挙妨害に「屈せず訴え続ける」と街頭演説
社民・大椿裕子氏に殺害予告 「言論の自由を奪わせない」覚悟の街頭演説
参院選終盤の17日、社民党副党首・大椿裕子氏が名古屋市のJR金山駅前で街頭演説を行い、自身への殺害予告がネット上に投稿されたことを明らかにした。「ナイフで殺しに行く」と明記された脅迫の書き込みは警察により確認されており、事態の深刻さが浮き彫りとなっている。
「脅しには屈しない」街頭に立ち続ける覚悟
言論の機会、選挙で戦う機会を奪うことに対して、断固として抗議する
大椿氏は毅然と語り、警察の警備が強化される中でも、予定通り街頭に立ち続ける姿勢を貫いた。
殺害予告に屈することなく、街頭から声を届け続けたい
この発言には、政治家としてだけでなく、ひとりの人間として、言論の自由と民主主義を守ろうとする強い決意がにじんだ。
安倍元首相銃撃事件を引き合いに
大椿氏は令和4年の安倍晋三元首相銃撃事件に触れ、「たくさんの警備が付いていても、凶弾に倒れた」と語った上で、「一候補者は簡単に狙われうる。そうした恐怖の中で選挙戦を強いられている」と訴えた。
女性候補への相次ぐ脅迫、選挙の足を引っ張る卑劣な行為
今回の参院選では、大椿氏に限らず、参政党のさや氏、無所属の山尾志桜里氏、自民党の杉田水脈氏など、複数の女性候補に対して殺害予告が確認されており、民主主義を揺るがす深刻な事態となっている。
「貧困を生んだ社会構造を変える」
演説では、大椿氏らしい労働問題への訴えも。「非正規雇用が拡大した結果、正当な賃金が得られない社会になった」と現状を批判し、「非正規雇用を最小化し、安心して暮らせる社会をつくる」と訴えた。